今っぽい顔に仕上がるかどうかは肌作りがカギに。だからこそアップデートが必要。そんなベースメイクをここで見直しましょう。
まずはおさえておくべきベースメイクの基本をおさらい!
今回は、ベースメイクの種類や、肌トラブルについて、頼れるヘア&メイク2人がお答えします。
教えてくれたのはこの方たち
ヘア&メイク
久保田カオリさん
ハイセンスなメイクで、ファッションショーやファッション誌のヘア&メイクで活躍。ベースメイクは特にこだわりあり。
ヘア&メイク
長井かおりさん
雑誌を中心にモデルや女優のヘア&メイクを担当。理論的な技で著書も大ヒット。崩れないベースメイクに定評がある。
Q:CCクリームやBBクリームと、ファンデーションってほぼ同じ?
A:CCクリームは下地・コントロールカラーの役割、BBクリームは日焼け止め・下地・ファンデーションの3役(久保田さん)
「CCクリームはファンデーションの役割はなく、ナチュラルで軽い仕上がりに。BBクリームはファンデーションの役割もあり、カバー力も抜群。一本でベースメイクが完成する優れものなので忙しい朝にぴったりです」
Q:肌荒れ中、ベースメイクはやっぱり避けるべき?
A:肌に負担の少ないファンデーションを。長時間外出しない休日はノーメイクデーに! (久保田さん)
「紫外線や大気汚染物質から肌を守るために、石けんで落とせる肌負担の少ないものを使い、クレンジングは丁寧に! ノーメイクデーで肌を休ませてあげるのもひとつの手」
Q:リキッドはニキビによくないと聞いて使ったことがない。実際どうなの?
A:ニキビができるのはクレンジングが甘いせいかも……(久保田さん)
「リキッドは油分を多く含んでいるのでクレンジングがしっかりできていないと毛穴に詰まった油分が原因でニキビができてしまうことも。なので、リキッドを使ったら、丁寧なクレンジングを心がけて!」
Q:外出先でベースメイクがヨレてしまったときの応急処置が知りたい!
A:ティッシュで包んだスポンジで皮脂を抑え、なじませてからパウダーを(長井さん)
「テカっているところにそのままパウダーを重ねてもうまくいかないし、ヨレるだけ。一度ティッシュで包んだスポンジで皮脂を取り、指でなじませてからパウダーでお直しを」
1.ティッシュで包んだスポンジで余分な皮脂をオフ。スポンジの弾力を使うのがポイント。
2.ヨレたり剝がれたりしている部分を指でなじませてからスポンジでパウダーをつける。
(steady.編集部)
撮影/中島 洸(まきうらオフィス)
ヘア&メイク/長井かおり
スタイリング/河野素子
モデル/千国めぐみ
イラスト/itabamoe
取材・文/黒川香菜子(レ・キャトル)
編/FASHION BOX
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