温活も生活様式に合わせて! 冷え知らずの24時間実況中継をお届けします。
内科医で温活のエキスパートとして多くのメディアで活躍する石原新菜さんが提案してくれた基本的な温活を3時のヒロインの3人が実演!
温活5つのルール
1、朝ごはんは軽めに
2、湯船には必ず浸かる
3、締め付けない服装と適度な運動で血行よく
4、ストレスを溜め込まない
5、下半身の温めを意識する
食事は熱を作るのに不可欠だが、食べすぎると胃腸に血液が集中。他へ血が巡らなくなるので、朝は軽めに。ストレスは冷えと関係なさそうだが、体温や血流をコントロールしている自律神経のバランスを乱すことも。
在宅中心派さん24h
在宅ワークが中心だと、運動不足が深刻に…。一人で家にこもるのは精神的にもNG。「意識的に外に出て、体を動かしましょう!」
【7:30】ラジオ体操で目を覚ます
「朝、体を動かすことは代謝アップに効果的。睡眠時の副交感神経から交感神経に切り替えるのにもいいんです」。ラジオ体操は、さまざまな動きが組み合わされていて、血行促進にも期待大。一つひとつの動きを丁寧に行えば、うっすら汗をかくほどの運動量もある。
【8:00】朝食にしょうが紅茶を!
しょうがを入れた紅茶を、軽めの朝食にプラスするのも◎。「緑茶を発酵させた紅茶は体を温め、冷えにつながる体内の水分を排出させる働きもあります。しょうがは、チューブ入りのものや粉末でもOK。スライスして、しばらく紅茶に浸しておくのも手軽」
【8:30】在宅デイでも必ずパジャマから着替える
誰にも会わないからと、パジャマのままで仕事をするのはNG。いくら暖かい素材でも、一日中、パジャマ1枚で過ごしていると冷えの原因になることも。「また、パジャマでいると外出する気分にもなれず、太陽の光を浴びないまま、外で体を動かす機会も失われます」
【9:00】家のまわりを歩いてから活動開始
通勤や通学がない日は、運動不足になりがち。体を動かさないと血行が悪くなり、冷えにもつながるので、近距離でもお散歩を。また朝の光を浴びないことも問題。「自律神経が乱れたり、夜型にズレてしまうと睡眠の質も低下するので、寝ている間に体が温まりません」
【9:30】部屋の温度は22°Cをキープ! 頭寒足熱を意識する
部屋のベスト環境は、温度22°C&湿度50~60%。「エアコンのリモコンの設定温度ではなく、できれば温湿度計で計測を。同じ温度でも湿度が高いほうが暖かく感じます。服装は、靴下やブランケットなどで下半身をしっかり温めて、全身に血液を巡らせましょう」
【12:00】自宅ランチはおそばが理想的
体を温めたいなら、お昼ごはんはおそばが最適。「寒い土地で育った、体を温める陽性食品のおそばに、なめこやわかめ、卵をトッピング。薬味のネギやしょうがも体を温めてくれます。パスタならニンニクや七味唐辛子をたっぷり使ったペペロンチーノがおすすめ」
【15:00】間食は体を冷やさないドライフルーツやチョコを
小腹がすいたら、ドライフルーツで空腹感を満たして。「南国産のパイナップルやマンゴーは、体を冷やす陰性食品ですが、乾燥させて水分が飛んでいるので大丈夫。実はチョコレートは栄養価の高い完全食品。量さえ気をつければ、温活にもいいスイーツなんです」
【17:00】定期的に脚を揉んで血行を促す
座りっぱなしで、体がこわばったり重く感じる夕方…。それは、血流が滞っているサイン。「重力に逆らって、下から上に血液を送れるのは、ふくらはぎがポンプの役割を果たすから。ここが冷えて固まると末端冷え症の原因に。ふくらはぎを中心に脚をマッサージして」
【19:00】PCで疲れた目をマッサージで温める
画面に集中して目を酷使するPC作業。仕事終わりにはマッサージで血流を促して。「目を閉じて、眼球とその上の骨の間にあるくぼみを、親指で外側に向かってグッと押していくと目がスッキリ。濡らしたタオルをレンチンして瞼にのせて温める方法も!」
【20:00】夕食は寝る3時間前までに食べる
生活のメリハリがつきにくい在宅ワーク。遅い時間の夕食は胃腸への負担も大。「食べたものを消化・吸収するために胃腸に血液が集まった状態のままでは睡眠の質が低下し、就寝中に体が冷えることも。最低でも消化が落ち着くまで3時間は経ってから、ベッドへ」
【22:00】入浴剤は炭酸系がベスト
じんわり汗が出るまで湯船に浸かって体を温める。その時に使う入浴剤は炭酸系を。「お湯に溶けた炭酸ガスが皮膚から吸収されて血管を広げてくれるので、血液の循環がよくなります。皮脂と結合して皮膜ベールを作るお塩もいいですね。手頃なもので十分です」