悪気がなくても「マウントワード」？　会話中に避けたい言い回し3つ

悪気がない発言でも、相手からすると「今、マウント取られた？」と気になる瞬間はあるようです。無自覚に相手との間に溝ができてしまうのは、本意ではありませんよね。

今回は、会話中にムッとした相手の発言を、fumumu取材班が聞いてきました。

「最近職場で産休に入ったんですけど、仲がよかった同僚と久しぶりにお茶をしたときに『時間に余裕があって羨ましい。ずっと家にいるんだもんね』と言われて、複雑な気持ちになりました。
私は大変だけど、あなたは楽でいいよねと言われている気持ちになったんですよね。私が産休に入ったことで同僚の仕事にも影響があったと思うから、とっさに怒ることもできなくて。
確かに仕事は休みをもらっているけど、体調不良や変化していく体に振り回されているのは事実なのに、勝手に比較されて『自分のほうが大変だ』と決められなきゃいけないの？　と思いました。仕事のイライラを私にぶつけたのかもしれないけど、お互いの精神的によくないので、仕事復帰するまではもう会わないつもりです」（20代・女性）

「今は会社員として働きながら独立を目指して準備をしているんですけど、友達に『夢があっていいね〜私は現実的だから…』と言われて、ん？　と引っかかりました。
言われた瞬間は違和感の理由に気づけずに流してしまったけど、帰宅してひとりになってから、どんどんイライラしてきたんです。自分は現実的だと言うってことは、つまり私は現実的ではないの？　実現不可能な夢を見ているつもりはないのに…って。
自分のほうが現実の厳しさをわかっていると言われている気がして、馬鹿にされている気持ちになりました。将来のことを聞かれたから話したのに、それをただの夢でまとめるのは失礼だと思います」（30代・女性）

「アルバイト先の先輩に仕事を教わっているときに、すぐに理解できない作業があって。もう一度教えてもらいたくて質問したら、『私はすぐにできたから、簡単な作業だと思ってた』と言われてイラッとしました。
いやいや、だからなに？　って。あなたは簡単にできる作業だとしても、まだこっちは理解していないんだからいちいち言わなくていいと思うんです。それを『自分はすぐできたけど』とアピールされても、ただのマウントじゃん…と思ってしまいますね。
人それぞれ得意不得意は違うんだから、比べてどちらが優秀か決めるなんて無駄なんじゃないでしょうか」（20代・女性）

相手と自分を比較しての発言は、マウントワードに捉えられやすいのかもしれません。

自分は自分、相手は相手と割り切って、お互いを尊重しながら会話を楽しみたいですね。