「ダイエットは生活の一部」という方は少なくないと思います。でも、食事やエクササイズを毎日きちんと管理していくことはなかなか難しいものですし、世の中にはダイエットの情報があり溢れすぎていて「何が効果あるの?」と疑問に思う方も少なくないはず。そこで今回はダイエットのプロたちが推奨「効率的に痩せられる!」とお墨付きの【簡単ダイエットテク】を紹介します。
(1)“筋トレだけ”or“有酸素運動だけ”はNG
エクササイズを実践するとき1つの種類だけに集中しがちですが、「有酸素運動だけ、筋トレだけというような運動方法はNG」と語るのは料理レシピなどが好評のダイエット指導者ジョイ・バウエルさん。ジョイさんによれば「痩せると筋肉も落ちて新陳代謝が低下するので、有酸素運動も筋トレも両立させるのが鍵」とのこと。小まめに有酸素運動をしつつ、1週間に最低2日は筋トレを実践するようにするのがポイントとのことです。
(2)お腹痩せには“ウォーキング”がイチバン
年齢を重ねるとともに気になってくるのがお腹周りの贅肉。そんなお腹のサイズダウンに「ウォーキングが最も効果的」と語るのがイギリスでパーソナルトレーナーをしているカーリー・ロウェナさん。「歩くだけでなぜおなかが痩せるの?」と思うところですが、カーリーさんによれば「体にもストレスや負担が少ないし、抜群に脂肪燃焼効果が得られます。しかも歩くことはお腹の深い部分に溜め込んだ脂肪に最初に効く」そう。お腹周りの贅肉が悩みという方は早速“たくさん歩くこと”を日々の習慣にしてみましょう。
(3)コーヒーの摂取を避ける
「ダイエット中はコーヒーを避けた方が良いと思う」と語るのは、ヘルシーライフを確立するためのアドバイスする“BexLife”のリベカ・ボルキさん。リベカさん自身の体験によれば「私は以前お腹が空くと目の前にあるものをよく食べていたけど、コーヒーをやめたらそれが全くなくなった」そうです。「コーヒーは食欲の抑制につながる」という話を耳にすることはありますが、人によっては反対に食欲が増すきっかけになることがあるということ。つまり、どんなダイエット情報も効果には個人差があるということを理解して、自分自身の生活習慣を改めて見直してみると意外な“痩せるためのヒント”が見つかるかもしれません。
(4)フルーツの摂取は“14時まで”にする
「フルーツを摂取するなら14時までに」と語るのは、独自のピラティスエクササイズが人気のインストラクター、キャッシー・ホーさん。その理由は、「早い時間に摂取することでフルーツに含まれる糖分が夜になる間までには燃やされてエネルギーになるから」だそうで、14時以降だと逆に糖分を体に溜め込んでしまうことに。また、フルーツに含まれる果糖は血糖値を緩やかに上げる効果があり、血糖値を急激に上げるパンや麺類などと比べて低血糖状態になりにくく急激にお腹が空くことを抑えてくれるので、「食事前に食べるのが効果的」とのことです。
(5)“ダイエット”という言葉を使わない
「“ダイエット”という言葉を使うこと自体がNG」と注意を喚起するのが、フィットネス界のカリスマ、カイラ・イッツィンスさん。カイラさんによれば「ダイエットという言葉にはマイナスなイメージがあるので、ツラい、キツいなどネガティブなマインドに陥りやすい」からだそう。たしかにダイエットをやめるとその反動で食べ過ぎてしまったり、動かなくなってしまったりとリバウンド真っしぐらな行動に陥りやすいからこそ、ダイエットという言葉を使うのはできるだけ止めて、楽しくポジティブなマインドで過ごせるようにしましょう。
痩せやすい体を作る上で、運動や食事を生活習慣にするのはもちろん、気持ちのコントロールも大切な要素。ぜひポジティブマインドで今回紹介した5つの【簡単ダイエットテク】を採り入れてみてくださいね。