簡単に雰囲気を変えることができるマットトップコート。季節問わずに使える万能アイテムですが、その中でも一番相性のいい季節が冬です。ツヤっとした爪先も可愛いですが、たまにはさらっとマットに決めてみるのもマンネリ化を防ぐひとつの手。マット特有の心地よい質感は間違いなく癖になります◎ ワンカラーの上にのせるだけでも随分と印象が変わりますが、今回はマットコートと合わせやすいデザインを6パターンご紹介したいと思います。
Itnail編集部
1. 今や冬ネイルの大定番 『ニット』
Nail Anvie (滋賀)
冬といえばニットデザイン。
冬っぽさ満載のニットは1本取り入れるだけで十分に暖かみのあるネイルが完成します。一見難しそうに見えますが、単純な線で構成されているので意外と簡単に描けてしまいます。
ちょっぴり手間なのが、何度も塗り重ねて柄部分をぷっくりとさせる工程。しかしこの作業を面倒くさがってしまうと綺麗に仕上がりません。
時短する方法としては、ニットやアイシングアート専用のジェルを使う・カラージェルに少し固めのジェル(ハードジェルやビジュージェルなど)を混ぜるといった方法があります。
綺麗に凹凸のあるニット柄が完成したら、仕上げにマットジェルを塗ります。この際に柄の部分に溜まってしまったマットジェルは何もついていない筆でならしましょう。そのままにしてしまうとせっかく描いた柄が埋もれてしまいます。
ひと手間加えるだけで仕上がりに差が出ますよ♪
2. 今年は再流行の予感!『チェック』
LAURA POMPONNEE 表参道
街を歩いていると、チェック、チェック、チェック…。そう、今年はバーバリーチェックが再ブーム!
バーバリーチェックに限らず多種多様なチェック柄が洋服をはじめアクセサリーや小物に用いられています。
そんな大ブームにあやかって爪先もチェックに♪ ひとえにチェックネイルと言っても様々なデザインがあります。
ギンガムチェック、タータンチェック、千鳥格子…描くには少し難易度の高いデザインもありますが、交わる直線で構成されていればそれは全部チェック柄。好きなように自由に描いてみましょう。
チェックはツヤ・マットどちらも合う万能デザイン。マット仕上げはナチュラルでガーリーな雰囲気に。洋服や小物の質感と似るのでリンクコーデに最適です◎
3. ニットとチェックのいいとこ取り!?『ツイード』
michi Nail
ランダムに線を描くだけで完成!
超簡単なのにとっても可愛らしいツイード柄。選ぶ色によって雰囲気が変わるので様々なバリエーションが楽しめます。
何色を選んだらいいかわからない時は、同色系のジェル3色(例えば、パステルピンク・ピンク・ベージュ)とホワイト、そしてゴールドの5色を使うと上手くまとまります。
ベーシックなツイードも素敵ですが、ところどころニットのように線をぷっくりさせてマットコートで仕上げるといつも以上にもこもこしたツイード柄が完成♪
ワンランク上のデザインに早変わり◎
4. 色によってはクールな印象にも◎『アーガイル』
atelier tRico
チェックの一種であるアーガイル。
セーターや靴下の柄として見かける機会が多いですよね。今回紹介した6つのデザインの中で最もユニセックスな柄で、色合いに応じてガーリーにもクールにもなり得る万能デザインです。
中心さえしっかり捉えればバランス良く描けるので、アートが苦手な方もチャレンジしやすいですよ♪
マットだけでなくツヤ仕上げもとてもよく合います◎
5. 秋冬はアニマル柄が映える!『レオパード』
Nail Anvie (滋賀)
秋冬はアニマル柄が1番映える季節。
レオパード柄(ヒョウ柄)・ゼブラ柄・牛柄・ヘビ柄など様々な種類がありますが、取り入れやすいのはやはりレオパード柄でしょう。もこっとした服装が多くなる季節にはもってこいのデザインです。
マットコートで仕上げることによって、暖かみが増して毛皮感がUP♪
6. 冬を思いっきり前面に!『ノルディック』
Nail Chura (愛知)
雪の結晶・トナカイ・モミの木などをモチーフにした北欧発祥のノルディック柄はセーターなどによく用いられる柄です。ライン状になっているものが多いですが、描くのはネイル上級者向け。初心者さんや絵が苦手な方はネイルシールを使うと綺麗に仕上がります。
ゆるく可愛い北欧風デザインはマットコートとの相性抜群♪あまり色味を多く取り入れないのがまとまりを良くするポイントです。
終わりに
マット仕上げは【暖かみ】と【ナチュラルさ】が大きな魅力です。
ツヤのあるトップコートで仕上げた場合にも、最後にバッファーを使って軽くこすると、マット風に早変わり♪ アイテムを買い足さずにネイルを楽しむ方法はたくさんあります。楽しく賢くネイルを楽しみましょう♪
Itnail編集部