電車で巡る「江の島・鎌倉」最旬スポット
街歩きが楽しいエリア
定番の観光スポットはもちろん、豊かな自然や歴史的建造物、ここにしかない景色、こだわりのお店……知れば知るほど深く、楽しいエリア。暖かくなるこれからの季節には特におすすめです。
旅のお供に「江の島・鎌倉フリーパス」が便利
緑の車両がレトロかわいい江ノ電を使えば、移動も効率的に、1日で魅力的なスポットにたくさん出会うことができます。江の島・鎌倉エリアを旅するなら、「江の島・鎌倉フリーパス」がとっても便利!
藤沢〜片瀬江ノ島間の小田急線と、江ノ電全線が乗り降り自由なので、気ままに途中下車の旅を楽しめます。藤沢までの小田急線の往復割引きっぷもついているので、都内から電車で向かう方にはおすすめです。さらに、チケットを見せると沿線の人気スポットやグルメが割引になるので、お得です。
江の島・鎌倉フリーパスは購入から利用までスマホ1つで完結するデジタル版がおすすめ。スマホがチケット代わりになり、移動もスムーズなので事前購入をしておきましょう!
今回は、まだ鎌倉や江の島は初心者という人にはもちろん、よく行くという人にもおすすめの場所をご紹介します。フリーパスを最大限活用した最旬スポットをお届けします。
素朴でノスタルジック「無心庵」
鎌倉から江ノ電で一駅、和田塚駅の駅前にある無心庵。駅を降りると線路の目の前にお店があり、その立地にびっくり! タイミングが合えば、目の前で江ノ電を見られます。写真撮影などで線路には入らないように注意しましょう。
昔ながらの古民家を生かした店内は、素朴でノスタルジーを感じる空間。こじんまりとしながらもよく手入れされた日本庭園に置かれた赤い傘もかわいくて、ついついたくさん写真を撮りたくなってしまいます。
昔から変わらないクリームあんみつは、シンプルだからこその美味しさ。旅の休憩やおやつに立ち寄りたいお店です。
満開の桜は必見「鎌倉大仏殿高徳院」
和田塚駅から江ノ電で3分の長谷駅周辺には人気スポットが数多くあります。「鎌倉大仏」として親しまれる、高徳院の大仏。造立が開始されたのは鎌倉時代の1252年と古く、当時は東大寺のように大仏殿がありました。しかし台風や大津波のために大仏殿が倒壊し、室町時代の末にはいまの形に。
大仏の周りには美しい自然が広がり、特に春、桜と大仏のコラボはとってもフォトジェニック! 境内には御朱印所もあるので、御朱印を集めている人は御朱印帳も忘れずに。
鎌倉大仏と合わせて寄りたい「KANNON COFFEE kamakura」
長谷駅から高徳院までの間、細い路地を曲がっていくとたどりつく「KANNON COFFEE kamakura」は、名古屋・大須を1号店とするかわいいカフェ。名前の由来は「大須観音」からだそう。
鎌倉店オリジナルで注目なのは、「大仏ビスケット」。2カ月ごとに味が変わるクレープにトッピングすれば、インパクト大、鎌倉ならではのクレープのできあがり!
お店をバックに撮影すれば、鎌倉の記念にテンションの上がる1枚に。ハンドドリップで淹れるコーヒーや、コーヒーに合う焼き菓子などもぜひチェックしてみて。
アニメや映画の舞台としても注目「鎌倉高校前駅」
レトロな木造の駅舎がかわいい鎌倉高校前駅。タイムスリップしたような、ノスタルジックな気分にひたれます。
ホームの目の前には海が広がり、電車を待っている間にも景色を楽しめます。
見逃せないのは「鎌倉高校前1号踏切」
ここ鎌倉高校前1号踏切は、多くのアニメや映画の舞台になっています。江ノ電が踏切を通過するタイミングが写真撮影のチャンスです。撮影をする際には踏切内、車道には立ち入らないように注意しましょう。
テラス席が気持ちいい「bills 七里ヶ浜」
朝食はもちろん、ランチやカフェ、ディナーにも使えるbills 七里ヶ浜。これからの季節はテラス席が最高です。
休日ランチは、友達や恋人とシャンパンを飲みながらゆっくりするのもおすすめ。潮風に吹かれながら海をバックにした食事はかけがえのない時間。お食事はどれも美味しく、billsならではのオリジナルメニューも豊富です。
七里ガ浜周辺で「海沿い散歩」
きらきらと輝く海沿いを歩いて深呼吸するだけで、日常の忙しさから解放される気分に。海のそばを走っている江ノ電だから、途中下車して海沿い散歩が特におすすめです。
七里ガ浜からは、天気が良ければ富士山と江の島を両方を見られて、得した気分に!目に焼き付けて、写真を撮って思い出に残したくなる最高の景色です。
どこか懐かしい「弁財天仲見世通り」
江ノ島駅に着いたら、江の島弁天橋を渡っていざ江の島へ。海を見ながら長さ389mの橋をてくてく歩くだけでも気分が上がります。
江の島の入り口から江島神社までの200mほどの参道は「弁財天仲見世通り」と呼ばれ、30店舗以上のお土産屋・飲食店が連なっています。活気があり、どこか懐かしい雰囲気がたまりません。
江の島名物のしらすを使ったグルメ、大きさとビジュアルのインパクトがあるたこせんべいなど名物がたくさん!
数々のパワースポットも「江島神社」
仲見世通りを抜けると現れるのは、江島神社 辺津宮の入り口。
江島神社は安芸の宮島、近江の竹生島と並び「日本三大弁財天」と言われています。階段左の「エスカー」を使えば、境内までエスカレーターで楽にアクセスできます。
三姉妹の女神のうち「田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)」を祀るお宮。水・航海の神様で、幸福・財宝を招き、芸能・音楽・知恵にご利益をもたらしてくれるとされています。
境内にある「むすびの樹」は、2本のイチョウの木の根っこがつながっています。「一つに結ばれる」と連想されることから、縁結びを願いたくさんの絵馬が奉納されています。思いを込めて、気になる人との縁を願ってみては?
時間帯で景色を楽しめる「江の島シーキャンドル」
古くから湘南のシンボルとして親しまれてきた江の島頂上の展望灯台。老朽化により建て替えられ、2003年に現在の「江の島シーキャンドル」として生まれ変わりました。
江の島シーキャンドルまでは美しい庭園「江の島サムエル・コッキング苑」を通って、ゆったりと散策を楽しみながら向かいましょう。
江の島シーキャンドルの足元のTHE SUNSET TERRACEでは、ソファに座って一息。日が暮れてきたらエレベーターで展望フロアへ。ぐるりと360度のパノラマが広がり、どこを見ても絵になる景色が楽しめます。頂上から見る夜景はキラキラと輝いて、宝石のよう。1日の締めくくりに訪れたい特別な場所です。
江の島シーキャンドルへは、江の島エスカー、江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル(展望灯台)のご利用券がセットになっている「江の島シーキャンドルセット券」の購入がおすすめ。各施設で入場料をお支払いいただくよりも大人で260円、小人で130円お得です。
絶対にハズさない手土産
ショコラトリーキャメルのタブレットチョコレート
今年2月に若宮大路沿いにオープンしたばかりの「ショコラトリーキャメル」。スタイリッシュな店構えが目を引きます。カカオ豆の選定から製造、包装まで職人が一貫して行う「ビーントゥーバー」製法を取っているこだわりのお店です。
感度の高い人にも喜ばれるお土産です。一緒に購入したのはショコラトリーキャメルから徒歩1分ほどの場所にある「Romi-Unie Confiture (ロミ・ユニ コンフィチュール)」のジャムと焼き菓子。こちらも鎌倉限定なのでチェックしてみて。
感度の高い人にも喜ばれるお土産です。一緒に購入したのはショコラトリーキャメルから徒歩1分ほどの場所にある「Romi-Unie Confiture (ロミ・ユニ コンフィチュール)」のジャムと焼き菓子。こちらも鎌倉限定なのでチェックしてみて。