2018年11月11日(日)、岡山県岡山市で行われた「おかやまマラソン2018」。anan総研マラソン部からは、岡山県出身の平野絢子さん(no.256)が出場! 初マラソンのレポートから、岡山の楽しみ方まで、前編後編に分けてお届けします。前編は岡山っ子・平野さんが教える、デニムの街・倉敷のショートトリップ情報!
文・薮内加奈
国産ジーンズの聖地・児島へ!
東京から新幹線で約3時間半の岡山県。城下町として、果物の名産地として知られる岡山には、「おかやまマラソン」が行われる岡山市以外にも見所がたくさん。今回は、生まれも育ちも岡山のanan総研メンバー・平野さんに、“デニム”をキーワードに倉敷市の2つのエリアを案内してもらいました。
まずは、岡山駅から電車で約20分、デニム好きなら一度は訪れたい街・倉敷市児島へ到着! 瀬戸内海に面した港町・児島は、「デニムの街」と言われるだけあり、JR児島駅の駅構内からデニムモチーフが! 駅ホームへの大階段もデニムラッピングなら…
改札のフラップドアまでデニム!
江戸時代から繊維産業が盛んだった児島は、1960年代に国内で初めてデニムの製造をはじめた町。現在でも染めから加工まで行う工場が多くあり、その技術の高さから、国産ジーンズの聖地としても有名で、海外の某有名メゾンブランドのデニムの製造も手がけているというウワサも。
児島駅から車で約10分、老舗デニムブランド店やヴィンテージデニムショップが軒を連ねる「児島ジーンズストリート」をぶらりお散歩へ。
ストリートの装飾としてデニムジーンズが飾ってあったり、
自動販売機もデニム仕様。
平野さん この「児島ジーンズストリート」でしか手に入らないマニア垂唾モノのデニムもあるらしいので、デニム好きな彼や友達を連れて行ったら喜ばれるはず!
ちょうどいいデニム土産はココがおすすめ。
平野さんオススメのデニム土産スポットは、ここ、『ベティスミス』。児島でデニムの製造が始まった初期に、国内初のレディースデニムを作ったパイオニアメーカー。デニム製造の歴史が学べるミュージアムや、アウトレットショップも併設しています。
セレクトしたデニム土産はこちら。(左から時計回りに)コーディネイトの外しに使えそうなシンプルなキャップ(3,800円+税)、ママ友におむつ入れとしても贈るのにもぴったりなビッグポーチ(1,800円+税)、持っているとさりげなく女子力が上がりそうなティッシュケース(100円+税)。
風情ある町並みでデニムを装い、デニムを食す♡
児島から電車で約40分、お次は倉敷市内の中心地・倉敷美観地区へ。観光地としても有名なこのエリアは、白壁と瓦屋根が軒を連ね、カフェやランチスポットも数多くあります。散策するのにぴったりなエリアでまず向かった先は、レンタル着物ショップ『倉敷着物小町』。せっかく歴史的な町並みを歩くんだもの、着物で! と、平野さんが選んだのは…
デニム着物! 先出の児島で独自に開発されたデニム生地は、花柄が大胆に配置されたモダンなデザイン。
帯や衿も自由に選べ、その場で着付けもしてくれます(レンタル デイプラン5,500円+税)。
平野さん 想像以上に着物が軽くて歩きやすい! 風情のある観光地で着物を着て散策したい気持ちはあったけれど、なかなか勇気が出ず…。でもデニムだったら、カジュアルでおしゃれなので、気負いなく楽しめそう!
デニム着物でいざ散策! まず見つけたのは美観地区の名物・「倉敷デニムストリート」のデニムソフト(380円)。