"手帳は手書き派"の中には、新しい年の始まりとともに手帳を新調する人も多いのでは?
今回は新しい手帳でぜひ取り入れたい、SNSでも話題のアメリカ発祥の手帳術をご紹介します。
タスクを可視化
手帳術というと、なんだか三日坊主になりそうな予感がしますが、「バレットジャーナル」と呼ばれるこの手帳術は、ノートとペンさえあれば誰でもすぐに始められる気軽なものです。
具体的に説明すると、「やること」や「やりたいこと」を列挙し、その前に記号をつけて毎日のタスクを管理します。書き出すタスクは仕事や家族行事、家事、趣味、生活に取り入れたい習慣などなんでもOK。期限は1日でも1週間、1か月、1年でも自由に決められます。
たとえば、こんな感じ。
□銀行振り込み
□図書館に本を返却する
□実家に電話する
タスクが終わったら、チェックをつけたり塗りつぶしたりして完了したことを可視化。別の日に移動することにした場合は、「→」などを用いてもいいですね。
■銀行振り込み
→図書館に本を返却する
□実家に電話する
このようにすべて書き出すことにより、タスクを確実に実行したり、1日の時間を整理したりすることができます。自分に合わせた使い方ができるのも特徴です。
ほかにもこんな使い方やメリットがあるそう。
・仕事のタスクを見直して効率よく働けるようになる
・家でやらなければならないことを可視化して、夫婦での家事分担を見直すきっかけに
・買うべきものを書き出して、必要な金額を貯金できる
・普段なかなか続けられない運動習慣をタスク化して健康維持につなげる
・毎日1日を振り返ることで、明日に活かすことができる
バレットジャーナルのブームを受け、関連書籍の出版やお役立ち文具も多数登場。生活雑貨店「ロフト」では、2018年10月から全国43店舗で「ロフトで始めるバレットジャーナルミニ冊子」が無料配布されています。
さらにロフト各店では、文具メーカー「ゼブラ」のオリジナルデザインのバレットジャーナルフォーマット「おためしシート」「初心者向けフォント見本帳」も配布中。パステル系に近い発色の蛍光ペン「マイルドライナー」などを使って書き込むだけで、バレットジャーナルを気軽に始められます。
これまで三日坊主になりがちだった人も、2019年は心機一転、新たな手帳術に挑戦してみては?
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。