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「プライベートの話」は必要ない。職場で「雑談力が上がる」3つの話題

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「職場でプライベートなことを話したくない」とのお悩みについて、ライターのぱぴこさんがアドバイス。

職場でプライベートなことを話したくない

私の職場は仲が良い雰囲気なのはいいのですが、プライベートなことを聞かれることも多いです。正直私はそれがキツイと感じてしまいます。プライベートなことを話さずにうまく関係を築くことは難しいのでしょうか。(30代/販売・サービス職)

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職場の空気感は、仕事のやる気や楽しさに大きな影響を与えます。

私はよく転職関連の相談を受けますが、転職を決意した理由の上位には必ず「人間関係」が入ってきます。それほど、自分にとって心地が良いか? は重要な指標です。ただ、職場における心地良い距離感というのは人によって違いがあり、周囲と「感覚」がずれるとツラくなってしまいがちです。

職場で雑談するための話題3つ

仲良くなるにはある程度のプライベートな情報を開示する必要がありますが、職場は仕事をするところ。プライベートの話や、飲み会など、業務に関係ないことをできるだけ避けたいという思いは分かります。

プライベートの話をあまりせずに「仲が良い」を保つためには、どんな話題で会話するのがよいのでしょうか。

1.職場や仕事に関係する話

仕事場で共通認知がある「人」「物」「事」の話は盛り上がりやすいです。ゴシップまでいくと別の問題がでてきますが、部署の異動や中途入社の話や、新製品情報、取引先の話などはライトに触れられて「そーなんだ!」と盛り上がれるネタです。

雑談をするには「共通の話題」がいかにあるかが肝なので、会社関連はネタの宝庫とも言えます。また、ちょっとした雑談から企画が生まれるなど仕事へつながる可能性もあり、一石二鳥です。

2.書籍や漫画、映画などの話

休日の話題にもつながるかもしれませんが、切り口を「最近呼んだ本」「見た映画の話」にすれば、深堀りする対象はそれぞれの作品の話になるので自分のプライベート領域への侵入度合いが低くなります。

「最近〇〇って本を読んで~」と話せば、適度に自己開示している雰囲気も出るため、話さないことで「プライベートで何をしているの?」という興味を持たれることを避けられます。

3. ニュースや雑誌などで話題になっている話

自社にまつわるニュースはもちろん、業界全般の最新情報や、社会的なトピックスなどについて話すのも丁度いいでしょう。最近だと「コロナ」「ウクライナ」「地震」などが共通の話題になることも多いのではないでしょうか。政治、宗教の話は避けるべきとは言われますが、広く社会情勢についてのライトな話であれば、雑談ベースで会話するには丁度いいと思います。

プライベートな話題を避けたいなら、代わりを用意

職場で「プライベートの話をしたくない人」と「プライベートの話題を話すことのコストが低い人」の間には深い溝があります。自分にとって心理的ハードルが高くても、相手にとっては「何気なく」「他に話題もないし」「とりあえず」で聞いている可能性は高いです。

プライベートを根掘り葉掘りしてくる妖怪でないのであれば、別の「雑談ネタ」で会話すればよいだけです。少しアンテナを張る必要はありますが、無理のない範囲で「自分のプライベート」以外の雑談ネタを用意して切り抜けましょう。

Point.

・「職場は職場!」と鉄壁の守りでハードルを上げると自分がつらくなる
・プライベート以外の雑談ネタトピックスを頭に入れる
・切り口を変えて「プライベートの話をしている感」を出す

(文:ぱぴこ、イラスト:黒猫まな子)

※この記事は2022年04月12日に公開されたものです

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