相手のお願いをつい引き受けて、いつも後悔。どうすれば「NO」と伝えられるのでしょうか?
自分の仕事も忙しいのに、つい周りからのお願いを引き受けてしまう。ランチや飲み会の誘いを、気が進まないのに了承してしまう。
そんな、咄嗟に「NO」と言えない人のために、強気の心を手に入れるアイデアをfumumu取材班が聞いてきました!
①数字を伝える
「ハッキリ断ろう! と意気込むと力が入りすぎて不自然になるので、自分がやりやすい方向に近づける、くらいの気持ちがいいんじゃないでしょうか。上司から仕事を振られたり、他の人からヘルプを頼まれたりしたときに、毎回自分だけNO! と言うのも変だし。
私は、数字を相手に伝えると会話がスムーズになると感じています。『ちょっと納期が厳しいですね…』ではなくて『来週末までならいけそうです』とスケジュールを伝えるとか。
飲み会の誘いも、遅くなりたくないときは誘われた時点で『◯時までだったら参加できます!』と帰る時間を伝えています。わかりやすい数字を伝えたほうが、相手も納得しやすいと思いますよ」(30代・女性)
②強いフリでOK
「強気に見える人も、本当に強いかはわからないですよ。強いフリをして、内心はいろいろなことを気にしているかもしれないし。
性格を根本的に変えようとしなくても、強い演技ができるようになれば十分なんじゃないでしょうか。特に仕事だと、自分の素の部分を隠している人も多いように思います。
強い人の振る舞いがわからないなら、職場で『この人みたいになれたら…』と思う人の言動を参考にしてもいいし。その人と親しい関係なら、どうしたらそうなれるのか、直接相談するのもありですよね」(20代・女性)
③最初の一言を…
「相手のお願いを断れない人って、沈黙が苦手な人が多い気がします。私もそうなんですけど、相手を待たせてはいけない! と焦って、つい軽い気持ちでOKしてしまうんですよね。お願いの大変さに気づいたときには、もう遅くて…。
私の場合は、最初に『ちょっと考えます、待ってくださいね』と伝えるようにしてから、自分なりに考える時間を確保できるようになりました。咄嗟に『あーいいですよ』と言うのが癖になっている人、結構多いんじゃないでしょうか。
引き受けたことを毎回後悔しているなら、少しくらい相手を待たせても、自分の中で状況を整理する時間を作ったほうがいいと思います」(20代・女性)
相手のお願いや誘いをすべて引き受けたとしても、自分が望む評価や地位を得られるとは限りません。
相手の心のうちが見えないのであれば、自分の本心を優先して物事を選択したほうが、後悔が少ないかもしれないですよ。