「人前で話すのが怖い…」　緊張せずに堂々と振る舞う3つの方法

大人数の前での発表や、慣れないコミュニティでの自己紹介など、人前で話すときに心臓がバクバクになってしまう人は少なくありません。どうすれば、少しでもリラックスして話すことができるのでしょうか？

緊張を和らげて、堂々と振る舞うための方法を、fumumu取材班が聞いてきました。

「発表の内容にもよると思うけど、緊張しないためには『みんなで考えましょう』を意識するのがおすすめです。
例えば会社でプレゼンがあるときは、『自分の意見を聞いてもらわなくちゃ！』と意気込まずに、『会社の業績をよくするためにみんなで話し合おう』と考えてみるんです。そうすると、私の場合は会話が独りよがりにならずに、目の前の相手のことを考える余裕ができるんですよね。
その場にいる人を巻き込めたら、もうこちらのものですから。目の前にいる人たちをただの聞き役ではなく、一緒に場を進行していく人たちだと考えると心強いですよ」（30代・女性）

「自分が話したい内容をなるべく増やしたほうが、人前で話すときに緊張しにくいと思います。
緊張しやすいのって、形式的な内容が決まっているときじゃないですか？　伝えなくてはいけない情報が多少決まっている自己紹介とか、仕事の発表とか。すべてを自分の話したいことにするのは難しいけど、自分なりに『これを伝えたい』と思うことを入れたほうが、リラックスして会話を楽しめると思います。
人前での発表がうまい人って、意外と話が脱線するし。聞いている側も、相手の性格が見えたほうが親しみがわきますよね」（20代・女性）

「緊張していることを隠して話を進めると、私は余計にガチガチになるので…緊張して逃げたい！　と思ったときは、そのまま周りにそれを伝えます。
『緊張して逃げたいくらいなんですけど、そういうわけにはいかないので…』って（笑）完璧に見せようとすると、実際の自分とのズレに苦しむから。
最初からありのままの自分を見せたほうが、格好つけなくていいので気持ちが楽なんですよね」（20代・女性）

1ミリの隙もない人を演じようとすると、少しのミスで「もうだめだ…」と心がくじけてしまいそうです。

自然体の自分になるべく近いトーンで話を進めたほうが、肩の力を抜いてその場を楽しめるかもしれません。