ストレス社会で上手に生き抜く方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
（Khosrork／iStock／Getty Images Plus／写真はイメージです）
小さなイライラや、爆発しそうなほどの大きな怒り。些細な不満に、焦りに、不安。
生きている中で、私たちはさまざまな「ストレス」にさらされます。少しでもストレス耐性を上げて毎日を乗り切るには、どうすればいいのでしょうか？
fumumu取材班が、打たれ強い人が意識していることを聞いてきました。
①自分の意志を持つ
「なにかを決めるときは、最終的には自分の意志で決断するようにしています。
自分で決めて失敗したときより、人に流されて失敗したときのほうが、後悔がとても長く残るんですよね。自分の選択であれば、結果がどうなっても『自分で決めたことだしな』と気持ちを納得させられるから。
人の意見に従うことに慣れると、相談する人が周りにいないときに、自分で決められずに焦ってしまうんじゃないでしょうか。自分の軸で物事を決める人のほうが、失敗やミスに強いイメージがあります」（20代・女性）
②我慢は美徳ではない
「私の場合は、ストレスを感じる環境から逃げるようになってから、些細な出来事でアワアワしなくなりました。昔は、居心地の悪い環境でも『ここで踏ん張らなくちゃ』と無理することが多くて。
ただ、日常的にストレスを感じていると、なにか大きなトラブルが起きたときに心が折れやすいんですよ。日頃から気持ちに余裕を作っておくほうが、なにかあったときに柔軟に対応できると今は思っています。
『打たれ強い』と聞くと、打たれる間は我慢しているイメージだけど…理不尽に打たれないように環境を整えておくほうが、いざというときに自分を守れると思います」（30代・女性）
③他者評価を求めない
「私の友人は、周りからのチクチク言葉や理不尽な態度をスルーするのがとても上手です。打たれ強いというより、打たれても流して、相手と同じ土俵に上がっていないように見えますね。
私はつい周りの顔色を伺って我慢しがちなので、友人の堂々とした振る舞いが羨ましいです。その友人が言うには『好きではない人たちからどう思われても、あまり興味ない』らしくて。
他者評価を求めて周りに気を使いすぎるより、自分の好きな人たちに理解してもらえればOK！ と割り切るほうが、ストレス耐性が上がるのかもしれないですね」（20代・女性）
周りから理不尽に打たれ続けたら、いくらストレスに強い人でもポキッと折れてしまいます。
突然の大きなストレスに耐えるには、日頃から気持ちに余裕を作っておくことが、なにより大切なのかもしれないですね。
