周りに上手に頼れる人の特徴を、fumumu取材班が聞いてきました。
仕事をひとりで抱え込んでキャパオーバーになってしまう人と、周りに上手にSOSを出せる人。その違いはどこにあるのでしょうか?
「頼り上手」の人が職場でしていることを、fumumu取材班が聞いてきました。
①相手に合わせて…
「頼りたい相手によって、お願いの方法を変えるのがおすすめです。同じ頼み方でも、人によって引き受けてもらえるかは違うから。
Aさんは直接お願いするやり方がいいけど、Bさんは文章にまとめてメッセンジャーなどで送ったほうが理解してくれるかもしれないし。数字を示したり、画像で説明したり、複数人でお願いしたほうがいい場合もありますよね。
どんな人でも絶対に引き受けてくれるお願いの方法はないので、この人はどんな言い方が合ってるか? を考えてみるといいですよ」(30代・女性)
②「大丈夫じゃない」
「人に頼ることが苦手な人は、周りからサポートしてもらえそうなタイミングでも咄嗟に『大丈夫です!』と言いがちな気がします。本当に大丈夫なわけではなくて、口癖で出てきてしまうんでしょうね。『大丈夫です』『平気です』って。
職場の一員として働く以上、大丈夫ではないときに大丈夫! と言われるのは、周りからしてもメリットはないので…まずは『実は、大丈夫じゃなくて』と事実を伝える練習をしたほうがいいんじゃないでしょうか。
事実を報告した上で、どれだけのサポートがあれば大丈夫になるのか、相手に相談することが大切だと思います」(30代・女性)
③人のサポートも
「職場で周りからの手助けを上手に受けている先輩がいるんですけど、その先輩は、自分でも周りのことを自然と助けています。自分の仕事が増えるとしても、サラッとサポートしているんですよね。
そういう姿を見ると、周りを助けるからこそ、周りからも助けてもらえるんだなぁと感じます。自分の仕事に集中するのも大切だけど、同じ会社で働く一員として、お互いに協力するのも仕事のひとつなんじゃないかと思います」(20代・女性)
周りに頼っても受け止めてもらえなかった経験を持つ人は、「頼っても意味がない」と考えてしまうのかもしれません。
ただ、すべてをひとりで抱え込んでいては、いつか潰れてしまいます。相談する相手を変える、上司のさらに上司に相談してみるなど、なにかサポートを受けられないか諦めずに探してみてくださいね。