日本人のソウルフード、味噌汁。母から子へと受け継がれてきたそれぞれの家の味は、疲れたときほど心に沁みて元気を取り戻す力となります。ですが、現代では食の欧米化が進み「味噌汁離れ」が深刻化。そこで、新しいみそスープとして誕生したのが今回紹介する「みそポタ」です。
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味噌汁離れに「待った!」
日本を代表するソウルフード、味噌汁。お出汁の旨味、味噌のまろやかなコクと塩気、そして家庭で受け継がれる味わいに心もホッとあたたりますよね。
しかし、洋食が一般化した現代では食の欧米化が進み、パンやパスタには合わないと無意識のうちに味噌汁から遠ざかっている現実があります。それに代わって洋風スープの消費が増えている現在、お味噌汁を週に一度も口にしないということも珍しくないようです。
そんな味噌汁離れに待ったをかけるのが、今回ご紹介する「みそポタ」です。
パンにもサラダにも合う「みそポタ」
みそポタを販売するのは、京都に店舗を構える「ミソポタ キョウト(MISO POTA KYOTO)」。オープン以来、ヘルシーなスープと、パンに合うみそスープのお店として、様々なメディアに取り上げられています。
メニューに並ぶみそポタは彩り豊かなラインアップ。どの商品も野菜の根や皮までを丸ごと使い、野菜と相性のいいお味噌とあわせて作られているんだそうです。ミソポタキョウトでは「2WAY常温パック」「湯煎専用冷凍パック」「フリーズドライパック」も販売されており、おうちでも出来立てのみそポタを堪能できます。
みそポタは保存料や化学調味料を使っていないにもかかわらず、どれも電子レンジや湯煎で手軽に作れるのが魅力です。そこには忙しい人ほど健康面に気をつけてほしいという想いが込められています。
特にお湯を注ぐだけで作れるフリーズドライパックのみそポタは、忙しい朝や小腹を満たしたい時にぴったり!
現在販売されているフリーズドライパックは、小椀でいただくミニサイズのみ。およそ5cm四方の大きさです。封を切ると、ふんわりとまろやかな大豆の香りが漂います。作り方はとっても簡単で、80ccのお湯を加えてかき混ぜるだけ。
パンとサラダを用意して、「ほうれん草と豆乳の緑のみそポタ」「人参と甘酒の橙のみそポタ」を飲んでみました。
ほうれん草と豆乳の緑のみそポタ
くたくたになるまで煮たほうれん草の甘さが特徴の「ほうれん草と豆乳の緑のみそポタ」。さらりとしたポタージュは、豆乳が入っていてマイルドな口当たりです。お味噌は米味噌が使われていて、お米の甘さがほのかに感じられます。クロワッサンのバターの香りと豆乳ベースのみそポタがマッチして、ひたして食べてもおいしくいただけました。
人参と甘酒の橙のみそポタ
鮮やかなオレンジ色の「人参と甘酒の橙のみそポタ」は、とろりとした質感で人参独特の甘い香りがします。スプーンですくって飲んでみると、まず驚くのがスイーツのような甘さ。甘酒と米味噌の塩気がコントラストとなってその甘さをより際立たせています。
分量通りに作ってみると少し味が濃く感じました。気になる場合は少し多めのお湯で作って調整してください。
お味噌の魅力を再発見!
実際にみそポタを飲んでみて、お湯をそそいですぐに食べられるファストフード的な商品でありながら、健康にも意識して作られているヘルシーさも感じられました。「最近お味噌汁を飲んでいない」という方にこそ、みそポタを飲んでお味噌汁の味わいを堪能してほしいと思います。日本のソウルフードを大事にする気持ち、忘れたくないですね。
商品概要
みそポタ フリーズドライパック(ミニサイズ)
販売元:MISO POTA KYOTO
文、写真:田上 大輝(macaroni編集部)
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承下さい。