こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。メイクはmm単位の違いで印象が変わるもの。ほんの少しの差で老けて見えたり、見違えるように若く見えたりすることも少なくありません。そこで今回は、わずかな差による老けメイクと若見えメイクを比較してみました。
溶け込みすぎる抜け感メイク vs メリハリの効いた抜け感メイク
抜け感のあるメイクが流行っていますが、注意したいのは抜き加減。
ナチュラルにしようとして淡いアイシャドウを単色塗りするだけだと、寂しげな目元になってしまいます。
こちらは抜きすぎてしまったNG老けメイク。
アイシャドウが素肌に溶け込みすぎてノーメイクのように見え、物足りなさを感じてしまいます。
こちらはメリハリをつけた抜け感メイク。
淡いピンクにソフトなピンクブラウンを重ね、アイラインをごく細く入れて自然なメリハリを狙いました。
使用したのはすべてアンミックスのアイテム。ピンクアイシャドウは「アイリッドニュアンス」01 アプリコットベージュ(税込2,860円)。
粉っぽさを感じさせないオイル高配合のパウダーが、いきいきとした血色感を添えてくれます。
ソフトなピンクブラウンシャドウは「アイシャドーペン」01 ピンクシャドー(税込2,860円)。
まぶたに溶け込むような自然な陰影をもたらすペンシルアイシャドウです。
アイライナーは「アイラッシュライナー」02 バーガンディー(税込1,650円)。
まつ毛の生え際のラインを整えることで目の形をはっきり見せてくれるアイテムです。
主張の強い黒太まつ毛 vs ダークブラウンのすっきりまつ毛
ナチュラル、抜け感がトレンドの近年では、盛りすぎるメイクが古く感じられがち。
目元をはっきり見せるために黒マスカラをたっぷりつけると、時代を感じられやすいです。
こちらはブラックのボリュームマスカラをつけた状態です。
目元が大きく華やかに見えるものの、抜け感や今っぽさに欠けています。
こちらはダークブラウンのロングタイプのマスカラを使った状態です。
ブラックよりもやわらかく、ブラウンよりも目元をくっきりと見せることができ、抜け感を残しながら適度な目力がプラス。
すっきりとした目元が洗練された印象を叶えます。
ダークブラウンのマスカラは、ロムアンド「ハンオールフィックスマスカラ」L03 LONG HAZEL(税込1,430円)。
まつ毛を1本ずつキャッチしてセパレートされた美しい形に整えてくれます。