値上げの嵐が吹き荒れている日本で、「値下げしてくれるなんて!」と称賛を浴びているのがマクドナルドのビッグマック®セット。今なら通常価格(¥690)より140円もお得な¥550で食べられます。加えて、グランドビッグマック®、ギガビッグマック®のセットも期間限定で復活したとか。そこで、この3種類を食べ比べてみました。
【マクドナルド】話題の「ビッグマック®、グランド、ギガ」食べてみた
マクドナルドのフライドポテトは大好きだけれど、バーガー類はまぁまぁ好きレベルの筆者。これまで注文するとしたらハンバーガーかチーズバーガー、フィレオフィッシュにスパチキ、てりやきといったところを攻めていました。ビッグマック®は、数年前に家族が食べているのをかじったくらい。その時の味の記憶はとっくにないので、まっさらな状態で食べ比べてみます。
ちなみに、セットの基本的な内容は、各バーガーにポテト(M)とドリンク(M)が付いたもの。ポテトもドリンクもサイズのアップダウンが可能です(価格はそれぞれ変わります)。
ビッグマック®
まずは、オーソドックスなビックマック®からいきます。ざっと測ってみるにバンズの直径は約9.5cm、高さは約7.5cm。横から見ると真ん中にもバンズが挟んであります。
上段はビーフパティ1枚とピクルス2枚、刻んだレタスがオン。下段にもビーフパティが1枚と刻みレタスがサンドされていますがピクルスはなく、その代わりにプロセスチーズ1枚乗っています。上下段ともにマヨネーズの色に少しだけオレンジがかったソースがたっぷりと塗られています。ビッグマック®といえば、このソースが大きなポイントですよね。ビックマック®特製ソースと呼ばれていて、サウザンドレッシングのような酸味が特徴的です。
レタスのシャキシャキ食感とピクルスの酸味もいいアクセントで、パティが計2枚というわりにはさっぱりと食べられました。今まで食べてきたバーガーよりも野菜が多いので栄養バランス的にもいいのでは? とも思いました。
栄養といえば、マックを食べる日はカロリーや脂質などは気にしない! という人も多いと思いますが、せっかくなので公式HPより代表的な栄養成分を抜粋してご紹介します。
標準製品重量:217g/個 エネルギー525kcal たんぱく質26.0g 脂質28.3g 炭水化物41.8g
20~30代の女性の1日の推定エネルギーは約2000kcal、各栄養素の摂取目安はたんぱく質は50g(推奨量)、脂質は20~30(%エネルギー)、炭水化物は50~65g(目標量)とのこと(※1)。ちなみにポテト(M)のカロリーは約400kcalなので、3食のうち2食を軽く済ませれば思ったより、ヤバい! ということにはならなそうです。
※1「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より。
単品¥390 バリューセット¥550(~6/14。以降は¥690)
グランドビッグマック®
続いては、3種類のうち目視で2番目に大きいと思われるこちらを試食。公式HPにはバンズとビーフパティがビッグマック®の1.3倍(※2)超えとあります。ざっと測るとバンズの直径は約11cm、高さはビッグマックより少し低い約7cmくらいでした。横から見ると、ビッグマックと同様に真ん中にバンズがあります。
めくるとパティが1枚にピクルスと刻んだレタス、特製ソース。ここまでは大きさは違えどビッグマックと同じ構成。ですが、下段の構成に変化がありました。パティは1枚、刻みレタスと特製ソースも同様ですがプロセスチーズが2枚に! そのせいか、ビッグマックよりも塩気が強く感じられました。量としては、すっごくお腹を空かせて食べれば完食できます。でも、塩気が、塩気が…。普段、薄味を好む性質でもあるため、しょっぱさにヤラれました…。
ちなみに、栄養成分は次の通り。気にしない人はスルーして、次のギガを読んでください!
303g/個 783kcal たんぱく質39.7g 脂質43.6g 炭水化物57.8g
単品¥550 バリューセット¥850
※2 焼成前重量比
ギガビッグマック®
最後です。持ったそばから、先の2つよりずっしりと重さを感じます。バンズの直径は約11cm、高さは約8cm。公式HPによると、どうやらパティのサイズはグランドと同じだけれど、枚数が異なるようです。真ん中にバンズはちゃんとあって、安心の存在感です。