健康知識を持ってる医師は、忙しい中でどのように美や健康を維持しているのでしょうか。暮らしの中の健康習慣を教えていただきました。
saitaPULS編集部
「ホルモンバランスを整える生活」で 、冷え&むくみ知らず!
【教えてくれたのは】
産婦人科医 尾西芳子先生
高輪台レディースクリニック副院長。産婦人科医として活躍するかたわら、テレビ、ラジオなどにも出演。婦人科検診の啓蒙を図る。モデル経験もあり美容にも詳しい。
「冷え、疲れ、ストレスが蓄積されると排卵が止まり、女性ホルモンバランスの乱れから生理不順や不妊にもつながります」と尾西先生。冷えの原因となるむくみケアも念入りです。「3食とも、水分排出を促すカリウムを多く含む野菜をとっています。週3の水泳と寝る前のストレッチも欠かしません。診察中は腰に負担がかかり疲れが溜まるので、入浴は肩までつかってリラックス。ホルモンバランスが乱れないよう心がけます」
【尾西先生の1日をのぞき見!】女ホル度アップ習慣で女性美をキープしていた!
【7:30】1日の始まりは、ヨーグルトで腸快調!便秘解消のために始めたヨーグルトは、タンパク質も豊富で疲れ防止にも効果的。
【8:30】出勤。診察中も脚に圧力をかけて血行促進。クリニックでは1日中座りっぱなしが多いので、着圧靴下を愛用しています。
【13:00】休憩時間はハーブティーでリラックス。体を冷やすカフェインが入ってないハイビスカスティーでほっとひと息。
【16:00】終業後は水泳でむくみをオフ。週に3回はプールで泳ぎます。血行がよくなり翌日に疲れを持ち越しません。
【19:30】夕食にはリコピン豊富なトマト。抗酸化作用のあるトマトが大好物。炭酸でトマトジュースを割ると即席ドリンクに。
【22:30】入浴後は時間をかけてむくみケア。腰を伸ばすクッションで背骨ストレッチ。
マッサージアイテム「リファ」でフットケアも。
尾西先生の美の秘訣は、冷えの原因にもなるむくみを翌日に持ち越さない生活にありました。
女性ホルモンバランスへの乱れにもつながる冷えとむくみ。気になる人は参考にしてみて!
取材・文/平川 恵