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年間約10万円の節約に!「節約上手な人」がしている食費節約術→「時短になる」「マネします!」

食品の価格高騰が続き、家計を見直す必要性を感じている方も多いのではないでしょうか。そんなときこそ、節約上手な人の知恵を取り入れてみませんか? 今回は、Instagramのフォロワー28万人以上の節約アドバイザー・ののこさんに、手間を省きながらおいしく食費を節約するアイデアとレシピを教えていただきました。

教えてくれたのは……節約アドバイザー ののこさん

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Instagramのフォロワーが28万人超えのカリスマ節約主婦。夫と娘、息子の4人家族。夫の借金が発覚したのをきっかけに家計管理をスタートし、貯金ゼロからスタートして、3年間で600万円貯金を達成。ファイナンシャルプランナー3級を取得。整理収納アドバイザー1級。著書に『スッキリ家事でお金を貯める』『ののこの節約つくりおきレシピ』がある。テレビ出演・雑誌掲載多数。

食費の節約におすすめな「冷凍貯金」とは

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さまざまな食品の値上げラッシュで、食費を見直したいと考えている方も多いと思います。節約上手なののこさんは、どのように食費を節約しているのでしょうか。そのポイントは、「冷凍貯金」なのだそうですよ!

ののこさん「『冷凍貯金』とは、食材やおかずを冷凍ストックしておく習慣のことです。私自身もともと管理することが得意ではなかったので、以前は使いきれなかった野菜が気づいたら野菜室の奥のほうで傷んでしまっていたり、冷蔵庫にお肉を詰め込んだまま存在を忘れてしまったりして、食材を無駄にしてしまうことが多かったんです。冷凍貯金を取り入れてからは食品ロスを防げるようになり、結果として食費の節約になりました。」

ののこさん流「野菜の冷凍方法」

ののこさん家では、自作の冷凍野菜や冷凍おかずが常に冷凍室に入っているとのこと。日常的に行っている冷凍貯金術を教えていただきました。

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ののこさん「一度に使いきれない野菜は、ラップに包んでフリーザーバッグに入れて冷凍するようにしています。冷凍しておくことでロスを防ぎ、頻繁に買う必要がなくなるので、食費の節約につながります。小分けになっているものより大容量パックのほうが安く買えるきのこ類も、同じ方法で冷凍ストックしています。

冷蔵庫に入れてしまうと、後からアクションを起こすのが面倒になってしまいがちです。そのため、私は買い物から帰って来たら、その日にすぐ使わないものは冷蔵庫に入れる前に冷凍ストックする習慣をつけているんです。」

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ののこさん「冬には自作の“鍋冷凍セット”をよく作っていました。もやしは冷凍に向かないので含めませんが、丸ごと1個買ったほうが安い白菜などをはじめ、そのときに安く手に入った野菜と一緒に切りわけてフリーザーバッグに入れて冷凍しておきます。このセットを解凍して自作のタレや鍋の素と煮るだけで、10分もあれば鍋料理が完成するので便利です。野菜炒めとしても使えるので、冬以外の季節でも重宝すると思います。」

年間約10万円以上の節約に成功!

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冷凍貯金を取り入れたことで、ののこさんは年間で約10万円以上の節約に成功したのだそうです。普段外食が多い家庭ほど、そのメリットが得られそうですよ。

ののこさん「平日は仕事があるため、以前は疲れて食事を作るのが面倒なときに外食に頼ることもあったのですが、作り置きおかずや冷凍貯金を取り入れたことで『炒めるだけ、温めるだけで簡単に食事が作れる』という意識が生まれたんです。特別な日以外の外食の回数を減らすことができるようになったので、わが家では年間約10万円もの食費を節約することができるようになりました。」

「下味冷凍」はタイパとおいしさアップにも貢献

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この冷凍貯金、節約だけではなく、ほかのうれしいメリットもあるそうです。ののこさんは、お肉を冷凍する際は、調味料で下味をつけてから冷凍する「下味冷凍」がおすすめなのだと言います。

ののこさん「下味冷凍しておくことで、その日の買い物にかかる時間や下ごしらえにかかる時間を短縮できるので、大幅に効率アップします。また、栄養分やうま味成分が食材内に留まることで、おいしさを長持ちさせる効果もあるとされているんです。」

そこで今回は、ののこさんおすすめの下味冷凍レシピを2つご紹介します。どちらも簡単3STEPで準備ができるうえにアレンジ自在なので、忙しい日のお助けメニューとしてぜひ作ってみてくださいね!

下味冷凍レシピ1.「豚こまケチャップ味」

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材料(2~3人分)

豚こま切れ肉……300g
ケチャップ……大さじ4
玉ねぎ(すりおろし)……大さじ2
塩、こしょう……各少々

作り方

1.豚肉は塩、こしょうをふって軽くもみます。
2.「Ziploc®フリーザーバッグ」にケチャップと玉ねぎを入れてよく混ぜ、1を加えてバッグの上からよくもみ込みます。
3.なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、平らにして冷凍保存します。

ののこさん「食べる際は、解凍してから焼きます。朝、仕事など出かける前に冷蔵室に移しておくと、夕ご飯を作る頃には解凍されていますよ。」

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