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ついつい買ってしまう…を改善!プロが教える「自然と物が増えなくなる4つの習慣」

片付け、収納の専門家、鈴木久美子です。家が散らかる原因No.1は、何と言っても物が多すぎることです。どこの家でも、物の量が多すぎて困っていらっしゃいます。物を一生懸命減らしても、すぐに増えてリバウンド。常に家は散らかってしまうという皆さんに、物が増えなくなる4つの習慣についてご紹介します。

物は意識しないと増えてしまう

よくお客様から、「なんで物が増えないんですか?」「買い溜めはしないんですか?」と、質問されます。

暮らしている限り、物は増え続けていきますし、子どもがいれば成長に伴って、必要な物もたくさんあります。

私自身もミニマリストではなく、程よい物で楽しく暮らしたいと思っているので、物はいろいろと持っています。

ただ、「要らない物がない」ことや、「自分の暮らしの範囲で物の数や場所がしっかりと把握できている」ことが大切だと思います。

なにも考えず買っていると、暮らしの中に物が増え続けてきます。増えた物に囲まれて、物の片付けや収納について悩むのは本当に大変です。

ここでは、自然と物が増えなくなる習慣についてお話していきます。

①1つ買ったら1つ手放す

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片付いた家を維持したいなら「1つ買ったら1つ手放す」、とよく聞きますが、やはりこれはマストだと思います。

ただ、家の中の全ての物にあてはまるかというと、そうでもないんです。

例えば、子供の学校で必要な物を1つ買ったからと言って、1つ手放すのは無理ですよね。どうしても必要な物や、コレクションなど趣味として集める場合は別と考えて下さいね。

このルールは衣類などのようにルールを決めないと増え続けてしまう物に有効です。

極端な話ですが、体は1つしかないので、本来1着の衣類があれば生きていけます。ですが、用途やデザイン、気持ちなどによってさまざまな種類の洋服を持っていたくなりますよね。

洋服などは最初に自分なりの適正量を決めてから、「1つ買ったら1つ手放す」。「手放せないなら買わない」、とルールを意識してみてください。

また、現時点ですでに物がぎゅうぎゅう詰めで、全く整理ができていない人は、まずは適正量を決めるところからスタートです!

②どんな物もこだわりをもって選ぶ

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整った暮らしをしている方は、たいていこだわりをもって物を選んでいらっしゃいます。自分の好きな物だけではなく、日用品も雑貨も、きちんとこだわりをもって選ぶことが大切です。

上記の画像は、私が初めて一人暮らしをしたときに母に買ってもらった片手鍋ですが、すでに20年以上愛用しています。

物に対してこだわりを持つことで、すぐに他の物を購入しなくなってきます。安いから、という理由だけで服を買わなくなりますよ。

家の中にお気に入りが増えると、大切に扱う気持ちになり、自然と整えられるようになってきます!

こだわりをもって選んだ物に囲まれた暮らしは、快適で居心地の良い空間になっていくはずです。

③ストックは極力持たない

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物が多すぎて片付かない人も、物が少なくすっきり暮らしている人も、暮らしていくのに必要な物の種類はそんなに大きく変わらないのですが、物が増えすぎる人はストック(予備や買い溜め)の数が異常に多いんです。

例えば、お洗濯の洗剤で考えてみます。

洗濯用洗剤、柔軟剤、漂白剤など、約3種類を皆さん持っているかと思いますが、物が多すぎる人は、洗濯用洗剤だけでも3種類ほどあり、さらに大容量パックなどを3つ4つまとめ買いしています(同じく柔軟剤も漂白剤も大容量をストックしています)。

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(上記画像はお客様事例です)

こうなると、1本で十分なはずの洗濯洗剤の量だけでも、すでに何倍もの量を持っていることになります。

とはいえ、洗面所の広さは、豪邸でもない限りみんなよく似た大きさですので、ストックがあふれてきてしまいます。

ストックは極力持たないことを習慣化していきましょう。

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