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10kg以上の減量成功例も。食事で脂肪燃焼を促進する[ダイエットのポイント]とは

ダイエットの正攻法は「きちんと食べて痩せる」ことですが、いま海外で話題を集めているのが“食べて脂肪燃焼を促進する”というRadical Metabolism: A Powerful New Plan to Blast Fat and Reignite Your Energy in Just 21 Days』の著者アン・ルイーズ・ギットルマン氏が提唱する「Radical Metabolism」というダイエット法です。そのポイントをチェックしてみましょう。

(1)タンパク質を積極的に摂取する

栄養不足で筋肉量が減ってしまうと脂肪がつきやすくなる原因に。そのため「栄養をきちんと摂りつつ、タンパク質を構成するアミノ酸を摂取するのが大事」とギットルマン氏。1日の摂取量の目安は約60g。食品で摂るのはもちろん、ギットルマン氏によると「スピルリナのサプリメントをスムージーに入れたりして摂取するのもおすすめ」とのことです。

(2)良質な油を選ぶ

「オメガ6の油を十分に摂取することは新陳代謝促進にも、免疫力アップにも大事なこと。理想はオメガ6: オメガ3を4:1の割合で摂ること」とギットルマン氏。好ましいのはアーモンド、ブラジリアンナッツ、ヘーゼルナッツ、マカデミアナッツなどのナッツ系のオイルやココナッツオイル、MCTオイル、オリーブオイル。逆に加工された油や加熱し過ぎたキャノーラ油、ピーナッツオイルなどを避けることを推奨しています。

(3)胆のうの働きに良い食材を摂る

ギットルマン氏によれば「胆汁を貯める働きをする胆のうは直接的に新陳代謝に影響する大切な器官」とのこと。その理由は、胆汁が低下すると消化が上手くできず、消化を助ける働きをするビタミンA、D、E、K、オメガ-6といった成分も吸収できなくなってしまいます。だからこそ、胆のうの働きに良いとされるクレソン、ルッコラ、ケール、グレープフルーツ、生姜、ダークチョコレートなどを積極的に摂ることを勧めています。

(4)乳酸菌が豊富な食品を摂る

「腸の中に住む微生物の量や多様性も新陳代謝に影響を与える」ことから、「乳酸菌が豊富な食品を摂るのも大切」というギットルマン氏。特にキムチとザワークラウトなどの発酵食品は腸の働きやコンディションを整えてくれるのでおすすめとのことです。

(5)デトックスを心がける

気づかずに有毒な物質(毒素)を吸収してしまっている現代。しかしそういった毒素はもちろん、様々な体内の器官の働きを悪化させ、新陳代謝も低下させることになってしまいます。そんな毒素を排出するためには、「たくさんの水を飲み、エクササイズやサウナで汗をかき、睡眠をたくさんとること。また、換気を小まめに行ったり、食材もオーガニックで加工されていないものを選んだりすることも大切」とギットルマン氏。さらに、普段使用する洗剤やシャンプーなど日用品もオーガニックなものを使用することを心がけてみましょう。

適度な食事と運動に今回紹介した5つのポイントをプラスすることで“必ずしも痩せるというものではありませんが、体に溜め込んだ余分な脂肪がさらに燃えていくことを期待できます。ダイエットを頑張ってもなかなか結果が出にくいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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