京都の夜の街、木屋町通の、シックでモノトーンなギャラリービル内にある抹茶専門店「TEA WAVE 京都(てぃー うぇーぶ きょうと)」。お茶の産地全国第2位の鹿児島の人気店が、九州以外のエリアに初出店です。入れたてのお茶、手作りにこだわった抹茶スイーツのおいしさを堪能できます。
夜の街、京都・木屋町通に出現! 鹿児島抹茶スイーツのギャラリーカフェ
京都の歓楽街として有名な木屋町エリア。居酒屋やバーの入る雑居ビルが立ち並び、週末の夜には学生たちを中心に多くの酔客で賑わいますが、昼間は人通りも少なく、比較的落ち着いたイメージ。
そんな木屋町通にあり、店構えも黒を基調とした夜っぽい雰囲気でありながら、平日の昼に、吸い込まれるかのように人が入っていくお店を発見。それが、カフェなのに夜の街にあり、抹茶の名産地・京都にありながら鹿児島産の抹茶を使用するという、ちょっと気になるお店「TEA WAVE 京都」です。
「TEA WAVE 京都」が入っているビルは、木屋町のアートギャラリー「COCO Gallery KYOTO」の運営するビル。6階建ての2階BARスペースが昼はカフェになっています。1階でオーダーして、2階へ。
ビル内は、ステップフロアで8フロアに分かれる、不思議な構造。階段を挟むようにスペースが分かれ、壁の代わりに細い柱が支えるスケルトンな階段が左右のスペースを区切ります。空間そのものがアーティスティック。
メインのカフェ空間であるソファ席の1段下にはカウンター席。夜はバーカウンターとして使われるスペースで、おひとりさまにも使い勝手のよい造りです。
階段が折り返す踊り場にもカウンター席があるのがおしゃれ。椅子にほどこされたペンキアートは「TEA WAVE 京都」のスタッフの手によるものです。
上階のギャラリースペースへの入場料は、エキジビションがあるときも基本的に無料。ビルの中を上に下に移動して、アートな気分に浸れます。
鹿児島の抹茶をふんだんに使った多彩なスイーツはすべて手作り!
「TEA WAVE」の本店は、お茶の産地として全国第2位の薩摩・鹿児島にあり、九州以外での店舗は「TEA WAVE 京都」が初めて。鹿児島出身のオーナーが、知覧茶や鹿児島茶など薩摩茶の魅力を広く知らしめたいと、世界から人の集まる京都に出展を決めたそうです。
「TEA WAVE」の魅力のひとつは、一杯一杯、注文が通ってから抹茶を点ててくれるので、その香りのよさを存分に味わえること。
人気メニューの「抹茶ラテ」は氷の上に、そっと点てた抹茶を注ぎ、濃厚なミルクと抹茶の美しいグラデーションができるように仕上げます。
「抹茶ラテ」750円
三温糖のシロップでほんのりとした甘さをプラスして、抹茶とミルクの味を引き立てます。抹茶の清涼感がのどの乾きを潤し、すっきり。
「濃厚抹茶プリン」800円
デザートは、抹茶のプリンの上に抹茶のアイスがのった、ダブル抹茶の「濃厚抹茶プリン」。銀の高台デザート皿にのったクラシックな姿も美しいです。別添えの抹茶シロップをとろりとかけて、さらに抹茶づくし。
抹茶を濃く強く感じる抹茶アイスも、舌にとろける濃厚な抹茶プリンもどちらも手作り。無添加で、お茶の持つ味わいを大事に作られているデザートです。