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女性の約8割が“性交痛”あり!? 軽減アイテムでパートナーとより濃密な時間を

ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、「性交痛、ガマンしてる?」。多くの女性が悩みを抱えながらも周囲やパートナーにはなかなか相談しづらい性交時の痛みと解消法について考えます。

「エミリーさんも性交痛に悩んでいて、時には自分を責めてしまうこともあったそう。また、カップルが健やかに関係を続けるために必要な会話やコミュニケーション、お互いをいたわる手立てが知られていないことにも疑問を感じたのだとか。そこで、パートナーと向き合おうとする人に性的充足感を提供したいという思いから、オーナットは開発されました」

構想から約2年をかけ、世に送り出されたオーナットは、ドーナツを重ねたようなかわいらしいフォルムが印象的。一つひとつがリング状になっていて、このリング部分を男性器やトイの根元に装着。挿入の深さを調整し、膣の痛みを軽減する。

「ワンパッケージに4つのリングが入っており、重ねるほど挿入が浅くなります。まずは、リングを3つつなげて試してみるのがおすすめ。そこからリングを増減させて、自分にぴったりな深さを探っていきます」

リングは伸縮性があり、肌に吸いつくような感触。内側はプルプル感があり挿入する側の気持ちよさも考えられている。コンドームとの併用も可能だ。

「オーナットを根元まで挿入するには、潤滑剤を使うと便利です。潤滑剤は水性かシリコン性のものを。サイズは、クラシックとワイドの2種類。大きすぎて使用できないことはまずないので、迷ったらワイドを使用してみてください」

自分から「これを使って」と提案しづらいとためらう人もいるかもしれない。でも、痛みを我慢し続けるのは健全な状態ではなく、より良い関係の構築のためには一歩踏み込んだコミュニケーションが必要になる。

「パートナーが自分の体を否定されたと感じないよう、相手を肯定しながら、自分が痛みを抱えていることを伝えてみましょう。ぜひ、オーナットをパートナーとより深いコミュニケーションを築くためのきっかけにしてほしいと切に願っています」

※『anan』2022年10月5日号より。イラスト・REDFISH 取材、文・音部美穂

(by anan編集部)

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