マクドナルドでは10月7日から、使い捨てプラスチックを削減する取り組みが、全国の店舗で順次行われることが発表されました。
日本マクドナルドは今月7日から全国およそ2,900の店舗で、環境問題に配慮し、商品と一緒に提供しているストローなどを、従来のプラスチック製から紙製などへ切り替えることを発表しました。
■ストローは紙製、フォークなどは木製に
環境問題への取り組みとして、使い捨てプラスチックの削減が求められている昨今。マクドナルドではこうした問題に配慮し、7日からストローはプラスチック製のものから紙製に、スプーンやフォークなどは木製のものへ順次切り替えられます。
同社の発表によると、今回の取り組みによって年間約900トンのプラスチックを削減できる見込み。
なお、子供用のストローなどはプラスチック製品の提供が続けられるといいます。
■ネットでは使用感について様々な声が
この発表を受けて、インターネット上では自然環境に配慮した取り組みについては「いいと思う」という好意的な意見が。しかしその一方で、紙製ストローについては耐久性の問題や、飲むときに紙独特の臭いが気になってしまう……といったコメントがちらほら。
そうしたなか、「マジか…って思ってる」「もうマイストロー買うしかない」「いよいよマイストロー持ち歩くか」と、“マイストロー”の購入を検討するユーザーも続出している状況です。
■100均のマイストローを使ってみた結果…
ちなみにfumumu編集部では以前、100円ショップで販売されているマイストローの使い心地を検証したことが。
現在では、シリコーン製のマイストローをくるくると折り畳んでコンパクトに収納して持ち歩くことができる、ケース付きの商品も登場しており、編集部でアイスカフェラテを飲む際に使ってみたところ…
担当した編集部員は「柔らかいので飲み物をかき混ぜる動作には少々不向きですが、臭いなどもとくには気にならず、値段を考えれば快適な使い心地」と話していました。
■マイストローを使ったことがある人は約1割ほど
なお、編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「マイストロー」に関する意識調査を実施したところ、「マイストローを今も使っている(1.1%)」と「使ったことはある(7.8%)」を合わせた、「マイストローを使ったことがある人」の割合は、全体でわずか8.9%ほど。
毎回洗うのが少々手間ではありますが、私たち一人ひとりにできる環境問題への取り組みの1つとして、この機会に試してみても良いかもしれません。