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えっ“相手に選んでもらう”テク? 選択力UPの心理ルール7つ

ライフスタイル

「自分で選ぶ力」を磨くと同時に、自分の狙い通りのものを相手に選んでもらう技術も時には必要。今回ご紹介する秘密の心理ルールを使えば、自分の気持ちを上手に伝えられるかも。

イフ・ゼンのルール

【具体的な手順を示すべし】
相手のやる気を最大限に引き出して実行させるには、言い方にひと工夫を。「性格が善良な人たちと、自己中心的な人たちを集め、それぞれに“Aという街まで行って、寄付をしてきてほしい”と伝えました。その際、自己中心的な人たちにだけ、現在地からAの街までの詳細な地図を渡した結果、善良な人よりも寄付する人数が多くなったというまさかの実験結果が。これはイフ・ゼンのルールと呼ばれる心理作用で、人は具体的な手順を与えてもらうと実行に移しやすくなるというもの。つまり、相手がどんな性格であろうと、モチベーションを引き出して行動に移させるには、ただやってほしいことを伝えるのではなく、目的を達成するまでの細かい手順を教えてあげることが大切。さらに、それが簡単でシンプルな作業であることを強調すれば、パフォーマンスがより上がる傾向が」

【やってもらいたいことが明確な時】

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部屋を散らかし放題の彼。何度「ちゃんと片付けて!」と言っても全然聞いてくれない。そんな時は「元の場所に戻しておいて」「洗濯機の中に入れておいて」など、手順を具体的に示してあげると、彼のやる気もアップ!

池田貴将さん リーダーシップ・行動心理学研究者。(株)オープンプラットフォーム代表取締役。世界No.1コーチと名高いアンソニー・ロビンズから指導を受ける。近著に『図解 モチベーション大百科』(サンクチュアリ出版)。

※『anan』2019年1月30日号より。イラスト・チヤキ 取材、文・菅野綾子

(by anan編集部)

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