【励まし】心にフィットする励ましは活力にも癒しにもなる。
和田さん ねぎらうか、背中を押すか、相手の状況を見極めて言葉を選ぶことが大切です。応援とサポートの気持ちを込めて温かい気持ちで肯定しましょう。
POINT1:どんなときも支えるという安心感を贈る。
例:新たなことに挑戦をしようとしている人に…「私はあなたの味方だからね」
支え型の励ましなら、どんなシーンでも寄り添える。
「支える」励ましは、相手に負担をかけることなく、そっと背中を押すことができる。
和田さん 落ち込んでいる人にも、頑張ろうとしている人にも思いは伝わる。「絶対大丈夫だよ」もOK。
POINT2:頑張りや努力を認める言葉でねぎらう。
例:頑張りすぎて、苦しくなっている人に…「あなたは十分やってるよ」
肯定のみにとどめて、苦しい気持ちを解き放つ手助けを。
この場合に鼓舞するとプレッシャーになる可能性が。頑張りを肯定するだけで十分。
和田さん 認められると思い詰めた気持ちが解放されます。相手が自分を取り戻せるひと言を考えて。
和田裕美さん 外資系企業で世界2位の営業実績を収め、ビジネスコンサルタントに。これまでの経験を生かしたビジネス書を多数出版。著書に『人の心を動かす話し方』(廣済堂出版)など。
※ 『anan』2020年9月23日号より。イラスト・カラシソエル 取材、文・熊坂麻美(by anan編集部)
※ 2020年9月19日配信
少しの心遣いで人間関係はより良いものに
私たちは人間関係で悩むことがよくあります。しかし、ほんの少し心遣いするだけで、相手との関係がよくなったり、強固なものになっていきます。心理テストの結果等を参考に、相手との距離を上手に調節してみてくださいね。