結婚は1つの幸せの形、でもその後の結婚生活がハッピーじゃないと、人生辛いですよね。まわりを見ると、素敵な関係性の夫婦もいれば、なかなか苦労が耐えなさそうな夫婦もいます。その違いはどこにあるのか。今回は、結婚したらハッピーになれること間違いなしの“伸びしろ男性”について、共通している3つの要素をご紹介します。
結婚したら超ハッピー! 伸びしろ男性の見分け方
【おおしまりえの恋愛道場】vol. 193
「結婚したらこうなる男だなんて思っていなかった」
「結婚は墓場だ」
「子どもが生まれてから、毎日夫にイラついている」
こうした夫への悪口を聞かされたことがある人、はたまた言っている女性はいませんか。
二人の関係が恋愛から人生のパートナーシップに変化したら、当然ですが距離がより近くなり、さらに“素の自分”でのやり取りが増えるものです。その結果、自分や相手の悪い面がどんどん出てきて、冒頭のような悪口につながっていきます。
せっかく一生のパートナーとなって結婚するのですから、できればこうしたうんざりする関係は避けられた方がいいですよね。大事なのはお互いのコミュニケーションではありますが、そもそもこうしたダメ夫にならない男性を選びたいところ。そういった男性にはいくつか共通点があります。
今回はいい夫婦関係につながる「伸びしろ男性」がの特徴を3つご紹介します。
自発的な疑問や提案がある
あなたの彼は、デートプランを自ら計画してくれる人でしょうか。はたまた、2人の将来について、「こうしよう」「これはどう?」といった前向きな提案や話し合いをする人でしょうか。
「良い夫」と女性から言われる男性のほとんどは、この「自ら考え、行動する」ことができている人がほとんどです。
とくに育児中は、頼んだらやるタイプの男性と、頼まなくても自ら考えてやるタイプの男性では、結果が同じでも(ここでは育児をするということ)評価がものすごく分かれます。前者はどうしても受け身の部分がクローズアップされ、女性から見ると不満がたまるのです。
言えば動くだけ良いのかもしれませんが、子育ても夫婦生活も、本来どちらかが指示をして成立する関係は健全ではありません。2人が同じ温度で取り組む姿勢こそが、いい夫婦には必要です。
こうした発想から、恋愛中もデートプランを練ったり、行きたいお店の提案がちゃんとあったりする男性は、将来いい夫になる可能性が高いと言えそうです。
「ありがとう」「ごめんね」「愛してる」がきちんと言える
男性の性質なのか時代なのかは定かではありませんが、日本の男性には「ごめん」と「ありがとう」「好き」「愛してる」を言葉にするのが苦手な人が多いと言われています。
この中でも特に「ごめん」と「ありがとう」は、言えないと夫婦関係が非常にこじれること間違いなしです。
例えば夫が謝るべきところでむすっと黙ったり逆ギレしたりするって、よく聞きます。また、ありがとうを言われずに淡々と家事や仕事に女性が取り組み、心をすり減らす話もままあるといいます。
そんな夫婦生活って、普通に考えてハッピーじゃありませんよね。
ありがとうやごめんといった言葉には、相手に寄り添う気持ちが現れています。つまり、こうした寄り添いが恋愛中から足りない男性というのは、この先夫婦になってもコミュニケーションの大事な部分が足りないままかもしれません。
コツコツと努力し取り組むことができる
あなたの彼は、自らの目的や習慣に対して、コツコツと努力を続けることができる人でしょうか。
自分で決めて前に進む力をもつ男性というのは、実は結婚した後も素敵な夫になる可能性が高いんです。恋愛と全く関係なさそうなこの力が、なぜ夫婦関係に働くのかというと、結婚生活や夫婦生活自体、コツコツと改善をし続けることでいい関係が続くモノだからです。
多くの人は、結婚をするとパートナーが身内という認識に変わり、丁寧な接し方ができなくなります。
「家族なんだから言えばわかるはず」
「夫婦なんだから許して」
といった言葉に代表されるように、多くの人は結婚して彼女や彼氏が妻や夫になると、コミュニケーションのとり方が大雑把になりがちです。
この夫婦の行き着く先は、冷え切った仮面夫婦…とまでは言いませんが。結婚生活を通して、さらにラブラブな関係でいるためには、コツコツと関係改善のための努力をし続けることが大切です。
例えば、結婚したらお互いが気持ちよく生活できるよう、常に家事のルールを見直すとか。お互い心がすれ違わないよう、夫婦でじっくり話す時間を意識的に作るとか。こういう地味な努力が、夫婦関係には大切だったりします。
いい夫というのは、こうした関係が作れる夫のこと。つまり、コツコツ前に進む力がある男性は、その素質があると言えます。
ここまで、3つの良い夫になる要素をご紹介しました。実はこの要素、男性に限った話ではなく女性にもとても大事なモノです。ぜひ自分も彼も今日の3つの要素を照らし合わせながら、よりハッピーになれる関係を築いていきましょう。
おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。
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