2022年も残すところわずかとなりました。
この1年を振り返ってみると、メイクに関してはマスク着用に対応したものはもちろんのこと、ナチュラルに美しく見せてくれるアイテムが充実し、支持されている印象でした。
筆者自身も日常使いしやすく、肌や唇になじみやすいメイクアイテムに手が伸びたように感じています。そのようなことを背景に、マイベストコスメを前編・後編に分けて紹介。
前編では、ベースメイク、チーク、アイブロウ、リップを紹介しました。今回は、後編としてマスカラ、アイライナー、アイシャドウを紹介します。
ハイスペックさに脱帽!
<マスカラ部門>
20年以上メイクしてきて、ブラックのマスカラを自分ではあまり使用したことがありません。それはキツく見える、古臭く見えるというのが理由だったのですが、一転してヘビロテしたものがあります。
それが、ノエビア トリートメントロングマスカラ ブラック(4400円)でした。
短いまつ毛もすくい上げて、スーッと自前のまつ毛のように長さを出し、束感が出たり、ダマになったりすることもありません。だからこそキツく見えることも、古臭く見えることもなく、目元の印象を高めてくれるのだと感じています。
筆者は瞬きが多いので、落ちにくさもマスカラを選ぶ上で外せませんが、ウォータープルーフなので水や皮脂に強く、終日パンダ目になることなくまとえています。
それでいてお湯と洗顔料で落とせ、ケア効果が高いというハイスペックさに脱帽です!
<アイライナー部門>
コロナ禍前は目元を引き締め、印象的に見せる役割を担っていたアイライナーが、コロナ禍でその役割が少し変化して抜け感を重視するようになった気がしています。
とはいえ、現在45歳の筆者は年齢を考えるとそう冒険ができないなか、しっくりまとえたのが、ディーアップ シルキーリキッドアイライナー ピスタチオラテ(1430円)でした。
ほのかなくすみとやわらかな発色が目新しいグリーンで、くすみがちな大人の目元にも寄り添い、絶妙な抜け感を出し、オシャレ顔に。目尻側3分の1に入れてほんの少しだけ跳ね上げるのがお気に入りの使い方です。
合わせて、抜け感を出すアイライナーに加えて今季出番が多かったのが、グリッターライナーです。
下まぶたに使うのがお気に入りで、目尻側3分の1程度に入れたり、全体にチョンチョンと点で入れたりすると、白目もキレイに見えます。
かなりの数のグリッターライナーを試して最も惹かれたのが、ジルスチュアート アイダイヤモンド グリマー 01 rose glitz(2750円)です。
ほどよい甘さのあるピンクと上質の煌めきで目元を印象的に見せつつ、マンネリ化しやすいアイメイクをバージョンアップしてくれると感じています。
<アイシャドウ部門>
メイクアイテムで最も多く購入したのはアイシャドウでしたが、今季よく手が伸びたのは肌なじみがよく、ナチュラルなのにラメの使い方で華やかな雰囲気にも仕上げることができるアイシャドウでした。
以前限定販売されて即完売したものが待望の定番化を果たした、ルナソル アイカラーレーション 15 フローレスクラリティ(6820円)はその代表格。
目元に深みを与えるブラウンはくすみと一体化することなく、目元に奥行きを出してくれます。また、ラメの煌めきが美しく上品。光を味方につけ、眩いほどの輝きを放つ眼差しに仕上がります。
プチプラでは、セザンヌのベージュトーンアイシャドウ(748円)の新作03 アンティークベージュが秀逸でした。