傘を左の頬に当てる
大正時代のはじめに出版された『若き人々へ』という恋愛指南書で紹介されたところによると、傘を左手で高く上げる動作には、“出会いを求めている”という意味合いがあるそうです。恋人を求めている人は、危険がない範囲で左手で高めに傘を差すようにしてみてもいいかもしれません。
しかし、左の頬に傘を当てるのは、“拒絶”を示す意味合いがあるそうなので気をつけたいところ。不用意に“No”の意思表示をして、うっかり幸運を拒絶してしまわないようにしたいですね。
傘で玄関を濡らす
大雨の日は、靴も傘もビショビショに濡れてしまいますよね。それ自体は仕方がないことですが、その濡れた体で家に帰るときには、玄関の土間を極力濡らさないよう十分に注意したほうがいいかもしれません。
というのも、玄関の土間を濡らしてしまうことは風水的にはあまり良いこととは言えません。そのため、傘は可能な限り乾かしてから家に入れる、もしくは玄関の土間に直接水が垂れないように水受けの付いた傘立てにしまうようにしてみてください。
靴が濡れている場合も、なるべく玄関先で綺麗に拭くようにするといいでしょう。また他の要因で、玄関の床がぬれてしまったときも同様です。疲れて帰ったあとに玄関の床を拭くのは大変なことではありますが、このような小さな工夫が運気の向上をもたらすでしょう。
参考文献:黒川静夫(著),『若き人々へ』,内外出版協会,1913年
※ 文・五十六謀星もっちぃ
※ 2022年6月8日配信
冷蔵庫の外側にメモや伝票を貼る
冷蔵庫の正面に、マグネットでメモ類を貼りつけている人もいるでしょう。しかし、買い物のメモや支払伝票などのプリント類をあまりにもたくさん冷蔵庫に貼りつけているのは、風水的に良いこととは言えません。
冷蔵庫は、一般家庭に置かれる家電のなかでも高額な品であり、人が生きるための“食”を支える大事なものです。その大切な冷蔵庫に、所狭しとプリント類を張っておくのは、運気の視点からみると避けたいところ。
また、プリント類を企業などの広告が付いたマグネットで冷蔵庫に貼りつけるのは、より運気を下げることにもつながりかねません。運気を上げたいのなら、まずは冷蔵庫の外観を美しく保つことを心がけてみてください。
どうしても冷蔵庫の外側にメモなどを貼りたい場合は、貼り付ける数を絞るなどして雑多な印象にならないように工夫するといいでしょう。
食品以外のものが入っている
冷蔵庫は基本的に食品を収納するのが主な役割です。そのため運気の観点からみると、冷蔵庫に食品以外のものが入っている状態はあまりよくありません。
ただ、冷蔵しなければならない医薬品や仕事道具がある人も少なくないでしょう。だからといって、食品以外のモノ用に別の冷蔵庫を用意するのは難しいですよね。
そういった場合は、なるべくそれらのものの収納場所を限定したり、区切ったりすることを意識してみてください。例えば湿布や電池を冷蔵庫内で冷やすのなら、それらのアイテムが持つ“気”が漏れないように、しっかりと密閉できるケースに入れるなどするとよいでしょう。
五十六謀星もっちぃ
10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。
著書『1日2時間で月10万円 はじめよう 電話占い師』(同文舘出版)
公式HP:https://motty56.com/、占い師のサロン:https://salon.motty56.com/
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※ 文・五十六謀星もっちぃ
※ 2022年6月21日配信