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手土産にも◎ 甲斐みのり厳選、縁起が良い“開運お菓子”5つ

全国各地のお菓子や手土産などに詳しい文筆家の甲斐みのりさん。甘いものが昔から大好きで、神社に参拝する際には、門前町の甘味処に必ず立ち寄るそう。そんな甲斐さんおすすめの開運お菓子をご紹介します。

「神社の門前町には、必ずといってよいほど老舗の甘味屋さんがあるんです。昔の人は、遠路を歩いて参拝したので、甘いものを食べて旅の疲れを取るという目的もあったのでしょう」

特に鳩やふくろう、富士山など縁起が良いとされるモチーフのお菓子はよく買い求めるという。

「甘いものを食べてリラックスすると、自分の気持ちが穏やかになっていくのを感じます。悪いこと物事がしっくりいかない感じがするときは、神社に参拝して、帰りに甘味処で甘いものを食べて一休み。そうすることで、気持ちをリセットできるような気がします。モヤモヤを抱えている人にはオススメしたいです」

旅行が好きで全国各地の神社を訪れている甲斐さん。なかでも特別な思い入れがあるのは、生まれ故郷の静岡県にあり、パワースポットとして知られる富士山本宮浅間大社だという。

「富士山信仰の神社で、七五三や成人式でもお参りした神社なんです。今も、帰省するたびに参拝していて、その際には門前町にある北川製餡所で御くじ餅を買っています。縁起の良いお菓子を帰省の手土産にすれば家族や親戚にもきっと喜ばれると思いますし、話も弾むのではないでしょうか」

梅園菓子処 うその餅 小(15個入り)

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「福岡県・太宰府天満宮の門前菓子。青じそ風味の求肥とともに収められた、天神様の守り神とされる『うそ』という鳥の人形がなんともいえない愛らしさ」。正月の時期は木製の「木うそ」が、それ以外の時期は博多人形の「土うそ」が収められている。¥980 TEL:092・922・4058 ※通販にて購入可能

銀座菊廼舎 冨貴寄 ことほぐ

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「富士山や鯛、松竹梅など縁起の良いモチーフがちりばめられていて、蓋を開けた瞬間、歓声を上げたくなる美しさ。年末年始など、特別なときに家族でつまみたいお菓子」。¥2,484 TEL:03・5658・7918 ※通販にて購入可能

北川製餡所 御くじ餅(2個入り)

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「富士山本宮浅間大社の門前菓子で、箱の中に1枚、おみくじが入っています。紅白の色合いが縁起良く、上にのっている小豆は魔除けの意味が」。ひと口サイズで、やさしい甘さも◎。¥300 TEL:0544・26・3765 ※通販にて購入可能

桂新堂 だるま(5袋入り)

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「海老の風味たっぷりのおいしいえびせんべい。甘いものが苦手な人にも。だるまの赤には、魔除けの意味も込められています」。個包装で職場へのお土産にも最適。¥648 TEL:0120・08・7667 ※通販にて購入可能

亀屋 招福もなか(9個入り)

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「豪徳寺の門前菓子。白、ピンク、茶の招き猫をかたどったもなかに、こしあん、白あん、つぶあんが詰まっていて、一箱で3つの味が楽しめます」。¥950 TEL:03・3429・0208 ※通販にて購入可能

甲斐みのりさん 静岡県出身。文筆家として旅や暮らし、お菓子、手土産などをテーマに執筆し、40冊以上の著書を持つ。東京の永遠のお気に入りスポットを紹介した新刊『乙女の東京案内』が好評発売中。

※『anan』2023年1月11日号より。写真・石澤義人 取材、文・音部美穂

(by anan編集部)

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