フリーランスのお金事情を覗き見!
フリーランス向けサービス「FREENANCE(フリーナンス) byGMO」のユーザーに聞いたアンケートで、フリーランスのお金事情について興味深い結果が出ています。
2022年の収入の変化や年末年始の出費額、値上げに対する対策などフリーランスとして働くみなさんの実情を見ていきましょう。家計の見直しに役立つ知恵を盗んでいきましょう!
フリーランスの約半数が2022年に収入の増加を実感
まずは2022年の収入を振り返り、2021年と比較してどのように変化したかを振り返ると、「やや増えたと感じる」「増えたと感じる」と答えた人が約半数。2022年には収入の増加を実感していることがわかりました。
収入が増えた理由を具体的に聞くと、「努力した」「案件単価が上がった」「副業を始めた」という回答に加え、新型コロナウイルスによる自粛が緩和されたことで、「活動できる機会が増えたことで収入の増加につながった(ITエンジニア)」「イベントが増えたから(カメラマン・映像クリエイター・イラストレーターなど)」など、新型コロナウイルスの仕事への悪影響が昨年より穏やかになったと予想される回答もありました。
一方で、「やや減少したと感じる」「減少したと感じる」と回答した人の中には、「副業で在宅ワークをする人が増え、競争相手が増えた気がする(カメラマン・映像クリエイター・イラストレーターなど)」など、まだその影響に悩む人もいました。
値上げに対して「節税」「固定費削減」も意識
では、避けられない値上げの影響についてはどう考えているのでしょうか?
「家計の節約」は当たり前
原材料費やエネルギー価格の高騰が影響し、様々なものに値上げの波が押し寄せています。フリーランスがこの値上げラッシュに対して実践していることを聞くと、「家計の節約」と回答した人が約7割。さらには、「節税」「事業での固定費の削減」「案件単価や受注数の見直し」など、事業に関わる回答は、ほぼ同じ数値で並びました。
「ふるさと納税」などの税額控除や所得控除を活用
「節税」においては「計上する必要経費の見直し」に次いで、「ふるさと納税」などの税額控除や所得控除を活用する人も目立ちました。「事業での固定費の削減」については「消耗品費」「接待費・交際費」を削減している人が多いことがわかりました。
2023年は「自分のペースで楽しく」働くことも重視
最後に、今後の働き方についても興味深い結果が出ています。
仕事における来年の目標については、「案件量・収入を増やしたい」という回答が最多となるものの、「自分のペースで・楽しく仕事がしたい」というフリーランスらしい自由な働き方を期待する回答も数を伸ばしています。
■ 調査概要
調査テーマ:フリーランス・個人事業主の働き方に関するアンケート
調査対象:「FREENANCE byGMO」に登録しているユーザー748名
有効回答数:748件
調査期間:インターネットによる調査
調査主体:「FREENANCE byGMO」
「FREENANCE byGMO」調べ