年齢を重ねていくと肌悩みが増えていきますが、ファンデの厚塗りは老けて見えるので、凄腕コンシーラーや化粧下地などに頼る毎日です。
今回は、肝斑、目の下のクマ、小鼻の赤みといった、40代の筆者の肌悩みに対応してくれる凄腕コンシーラーを紹介します。
肝斑をナチュラルにカモフラージュ
コロナ禍で突如現れ、完全にサヨナラするのが難しいと感じている肝斑。ホルモンバランスも関係しているので、薄くなったり、濃くなったりすることも気にしています。
肝斑ができている場所は、頬の少し上辺り。ちょうどチークやハイライトが重なりやすく、メイク後に悪目立ちするのが悩みの種です。
今まで多種多様なコンシーラーを試してきましたが、その仕上がりのナチュラルさと優れたカバー力に惹かれているのが、ベアミネラルの「オリジナル ミネラル コンシーラー ベリー フェア 0.5C(特に明るいピンク系)」(4070円)。
肌の色が白く、黄みは控えめで少し赤みのある筆者の肌にぴったりのカラーです。
肝斑が気になる部分に直接ポンポンとチップで置き、それをチップや小さなブラシで叩き込むように馴染ませると、肌と一体化するように肝斑をカモフラージュできます。
肝斑ができている場所はちょうど乾燥しやすく、小ジワが気になる部分でもあるのですが、ヨレたり、崩れたり、乾燥したりすることがないのもお気に入りのポイント。
また、ファンデの後、ポイントメイクの前に使用するのですが、チークやハイライトを塗った後に肝斑がふわっと浮き出てしまった時があります。そんな時に重ね塗りすると、厚塗り感が出ないところも優秀だと感じています。
小鼻の赤みやまぶたのくすみ、ほうれい線カバーに
小鼻の赤みやまぶたのくすみ、ほうれい線カバーには、数年前から筆ペンタイプのコンシーラーを使うことが多いです。パッと明るさを出しながら、そういった肌悩みに対応してくれるのは、ハウス オブ ローゼの「フランクルール G-メイクブライトナー 02 明るめ」(2200円)。
小鼻やまぶた、ほうれい線はよく動く箇所なので、ストレッチ性に優れ、ヨレたり、ひび割れたりしないことが大前提です。また、乾燥しやすいパーツでもあるので、保湿力があるのも絶対条件。そのすべてをクリアしつつ、お求めやすい価格であるところに惹かれています。
明るめといっても変に白浮きせず、自然になじみ、崩れにも強いところや、まぶたに使用した時に発色やモチをよくしてくれるところが優秀です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
リピートは5回以上!頑固なクマにも◎
寝不足や血行不良などで目の下にクマができやすく、日によって濃さが異なります。だからこそ頑固なクマもカモフラージュしてくれるオレンジ色のコンシーラーは、長年必須アイテムです。
時々浮気するのですが、結局戻ってしまうほどのお気に入りは、ケサランパサランの「アンダーアイブライトナー」(3300円)。
血色感を与えて目の下のクマをカモフラージュするオレンジ色のコンシーラーと、光を集めて明るさを出すイエローのコンシーラーが収まったパレットです。
密着力が高く、ヨレたり、崩れたりすることもなく、保湿力もあって頼りになります。付属のチップも絶妙な大きさで使いやすく、自然な仕上がりになります。
コンシーラーはベースメイクの脇役と思われがちですが、その使い方次第で肌の印象はまるで違ってきます。ぜひこの機会に肌悩みに合い、自然な仕上がりになるコンシーラーを手に取っていただきたいと思います。
※価格は、税込です。
遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』