目が中心に寄った求心顔さんはタレ目っぽく目尻強調
①を筆に取り、上下の目尻側に「く」の字に入れます。アクセントカラーを目尻側に入れることで目の外側に視線が集中。
オレンジ部分を囲うように、筆に取った②で大きめの「く」の字に入れ、③を下目頭からオレンジに重なるように入れて。
目が離れているタイプは目頭にアクセントカラーを
③を目頭と目尻の下に入れてトーンアップ。②を下目尻半分に入れて、引き締めます。②は目尻を越えないようにして。
①を目頭に「く」の字に、下まぶたのブラウンに重なるところまで塗ります。目頭にポイントができるため、内側に寄ったように。
大人こそメーク必須なパーツ。全顔のバランスが整います!
マスクをすると目と眉毛しか出ないので、下まぶたで印象がかなり変わります。また、マスクを外した時にチークが取れていると顔の余白が気になったり、血色がなくて顔色が悪く見えてしまうことも。目の下に色を入れてあげることで、それをカバーできます。基本は、上まぶたに使ったシャドウパレットをそのまま下まぶたにも使う方法。目のフレームをはっきりさせれば、ぼやけた顔の引き締めにもなりますし、涙袋を強調すれば若見え効果、ハイライトを入れるとリフトアップにも。下まぶたに色を入れる分、上まぶたの色は控えめがトレンド。離れ目や寄り目も下まぶたで調整できるため、美ST世代のお悩み解消には下まぶたメークが欠かせません。
教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト 川村友子さん
今っぽい抜け感を取り入れながら、美ST世代ならではの悩みをカバーするメークが評判。流行へのアンテナが高く、女性らしさを引き出してくれると幅広い層から人気。
2023年『美ST』3月号掲載
撮影/浜村菜月(LOVABLE)<人物>、大槻誠一(エーワン)<静物> モデル/吉村ミキ ヘア・メーク/川村友子 スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) 取材/門脇才知有 編集/漢那美由紀