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不動産会社の女性経営者が教える! 絶対してはいけない「女性ひとりの危険すぎる暮らし方」

あっという間に3月を迎え、春といえば新生活シーズン! 「1人暮らしをしてみたいけど不安がある…」という人も多いのではないでしょうか。今回は、女性に特化した不動産会社を経営する 山手雅美さんに、働く女性が1人暮らしをするときにすべき"防犯対策"について教えてもらいました。1人暮らしを始める際の参考にしてください。

不動産企業の女性経営者が教える! 1人暮らしをする際にすべき防犯対策5選

【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.4

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――女性が1人暮らしをする際、防犯上の注意点を教えてください。

NGその1. 洗濯物を外に干す

山手さん 防犯対策としてまず覚えていただきたいことが、女性が1人暮らしをしていることがわからないように心がけること。男性の下着を一緒に干すと防犯になると聞いたことがある人もいると思いますが、女性ものだけを外に干してしまうと、女性が1人で住んでいることを伝えてしまっているようなものなんです。どうしても外に干したい場合は、せめて下着だけでも外から見えないようにしてください。また、室内洗濯機置場のある物件に住むことも必須。外にしか洗濯機が置けない物件もあるのですが、女性はできる限り控えた方がいいです。

NGその2. レースや花柄など、薄手のカーテンをつける

山手さん カーテンだけでも、女性が住んでいるとわかってしまう場合も。ピンクの花柄など、女性が住んでいることを想像させるカーテンですと「この部屋は女性が住んでいるんだな」と思われてしまう可能性があるのでやめておいた方がいいです。できるだけカーテンはシンプルなものを選びましょう。外から部屋の中が見えるのもよくないので、厚手の遮光カーテンを選ぶこともオススメです。

NGその3. 個人情報がわかるものをシュレッダーにかけずゴミに出す

山手さん 捨てたゴミを見られてしまったことで、1人暮らしをしている確証をもたれてしまったり、個人情報を知られてしまうことがあります。こわいことですが、自分が捨てたゴミが荒らされてしまう危険が潜んでいることをあらかじめ知っておきましょう。そのためゴミの捨て方には気をつけてください。ゴミ袋から中身が見えないようにゴミを捨てる、個人情報が書いてあるような書類はシュレッダーにかけたり破いてから捨てるなど工夫を。フルネームを知られてしまうと、そこから自分のSNSを知られて、顔バレしてしまうなど非常に危ないんです。

NGその4. 駅から家まで、人通りが少なかったり暗い道を通る

山手さん 仕事で帰りが遅くなってしまうことってあると思います。夜道を歩く際はできるだけ人通りが多く、明るい道を選んで帰るようにしましょう。私の実体験ですが、夜にスマホを見て歩いていたら、いきなり後ろからお尻を触られたことがあります…。お客様のなかにも帰宅時に痴漢にあったという声をよく聞きますから、夜道でスマホを見ながらゆっくり歩いたり、音楽を聴きながら帰宅することは徹底して控えていただきたいです。

NGその5. 玄関にセンサーライトをつけない

山手さん 人感センサーがついていて、人が通るとライトがつく商品があります。ネットやホームセンターで2,000円前後で購入できるのでつけておくと安心です。できればオートロックの家に住んでいただきたいのですが、予算との兼ね合いで難しいという方はこのようなセンサーライトを、玄関にあらかじめつけておけば不審者への抑止力につながります。

――その他に、個人的にこれだけはマストだと思う防犯対策はありますか?

山手さん 最近では、SNSから家を特定されてしまうことがあるので注意してください。「私がストーカーになんて遭うわけない」「芸能人じゃないんだからそこまで気にしなくても」と考える人も多いと思いますが、名前を知られていない一般の女性であっても、SNSにあげている内容や場所で、家を知られてしまうケースは珍しくありません。自分が住むマンション、部屋の内観、窓からの景色など、家が特定されてしまう可能性がある写真をアップすると危険ですので、気をつけてほしいです。

――これはやりすぎだと思う防犯はありますか?

山手さん 自分が安心して生活できることが重要ですから、やりすぎということはありません。特に女性の初めての1人暮らしは不安で当然。自分が納得できる範囲で防犯対策を取り入れてほしいです。万が一に備えて、1人暮らしを始めてストーカーにあってしまった際に、安心できる場所に引っ越すための引越し費用を負担してくれたり、無料で警備員を呼ぶことができる”ストーカー保険”という制度もあるのでチェックしてみるといいと思います。

幸せに1人暮らしするために、防犯の徹底を!

最も大切なのは、女性が1人で暮らしていることを外から知られないようにすること。安心して1人暮らしを始めるためにも、できる防犯対策は全てしておいた方がいいかも。1人暮らしを検討している人は、プロからのアドバイスをぜひ取り入れてみてください!

教えてくれた人
株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 山手雅美さん
宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。
東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険プレゼントやRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい!

©ringo sono/Getty Images

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