調理家電選びのポイントは機能性とデザインにあり。いまどき調理家電をご紹介します。
ここ数年で目覚ましく進化し、高機能・多機能化だけでなく細分化もしている調理家電。
「おうち時間が定着して自炊が日常になり、家でもよりおいしいものを食べたいと思う人が増えたことと、共働きが当たり前になり時短やほったらかし調理のニーズが高まったこと。この2点が相乗効果となって、こだわりを追求できる高機能だったり、調理が手軽な調理家電が増えてきたのだと思います」(家電ライター・田中真紀子さん)
さまざまなメーカーから新製品が登場するなか、調理家電を選ぶ際のポイントは機能性にあるのかと思いきや、案外侮れないのがデザインなのだとか。
「調理家電でありがちなのが、わざわざ出すのが面倒で使わなくなるパターン。出しっぱなしにしておけるデザインであれば、自然と使用頻度も高くなるので、見た目が好みのものを選ぶのもおすすめです」
こだわりの調理家電なら、食事が楽しくなるだけでなく、料理の腕も上がり、一石二鳥に!?
デザインと用途が決め手の“電気ケトル”
細かい温度設定や注ぎ口の形状など、より高性能化・多様化する傾向に。コーヒーなどのホットドリンク用か、調理やカップラーメンなどの湯沸かし用か、どういった用途で使うことが多いのかを基準に選ぶのがおすすめ。
ニュアンスのある色みとシンプルなデザインが愛らしい。 【Re・De】Re・De Kettle
持ちやすさと湯切れのよさにこだわり、用途に合わせ8段階で設定できる温度調節と保温機能を備えたシンプルな設計で使いやすい。ホーローのような質感とやさしいフォルムが印象的で、キッチンにも食卓にも似合うデザインも◎。¥11,000※公式オンライン限定カラー(A‐stage https://a-stage-inc.jp)
付属のアタッチメントで湯沸かし以外にも対応。 【BRUNO】温度調節マルチケトル
茶葉などを煮出せる「茶こし」、湯煎調理できる「湯せんカップ」、半熟卵や温泉卵が作れる「たまごホルダー」の3つのアタッチメント付属で、多用途に活躍。ポットはガラス製でにおいが移りにくく、1°C刻みの温度設定や保温、予約などの基本的機能も。¥13,200(ブルーノ https://bruno-inc.com)
温度がひと目でわかるディスプレイ一体型。 【ティファール】ディスプレイ コントロール 1.0L
ディスプレイが本体と一体化し、温度がすぐにわかるデザイン。温度設定は5段階で、持ち手についたボタンで操作できる直感的な使い勝手も魅力。外はプラスチック、内部はステンレスの2重構造で、沸騰したお湯が入った状態で触れても熱くない安心設計。¥12,500(ティファール TEL:0570・077・772)