就寝中に運気を上げる簡単開運法も! 話題の占術家が教える“夜の開運行動”5選

翌朝からまたよい気を引き寄せるには、夜の過ごし方が大事なカギに。まずは、その日についてしまった邪気を払い、心身のリセットに欠かせない睡眠を深める方法を伝授！

枕の方位は、寝ている間に運気をアップできる簡単な開運法。よくいわれる“北枕はよくない”よりも、意識すべきなのは南向きを避けることだそう。

「南は太陽が長く当たる方角で、本来は運気を溜め込むべき眠りの時間を妨げてしまいます。深く質のいい眠りを確保するためには、避けたい方角なのです。枕の方角の吉方位は、引き寄せたい運によって変わります。人間関係運は西枕、恋愛運は南東枕、仕事運は東枕がよいでしょう」

一日着続けた服は、それを着ていろんな人とすれ違っているので、どんな気がついているかわからず、悪い気の可能性も大。

「帰宅後、その服を脱いで放置しておくと、自分の部屋に悪い気が充満してしまいます。できれば毎晩、難しければ、可能な限り小まめに洗濯をするように心掛けてください。一番よくないのは、酔っぱらって寝間着に着替えずに寝てしまうこと。服から寝具にも気が移ってしまいます。着替えずに寝てしまった翌日は、寝具も洗濯を」

つい悪口を言いそうになったり、ストレスでモヤモヤしたり…。そうしたネガティブな気持ちを察知したら、邪気が溜まってきた合図。

「基本的に、毒を吐くのは開運を遠ざける行為なので控えるべき。しかし、邪気で心が支配されてしまっては、いい気も入ってこないので、外に出す必要があります。ただ、人に直接毒をぶつけるのはご法度。必ず、すぐ水で流して浄化できるバスルームで自己完結を。泣いたり、思いの丈を叫んだり、負の感情を出し切りましょう」

【お風呂でもっと邪気を払いたいなら！】
・シャワーで滝行
・塩風呂＆酒風呂で浄化
滝の水に打たれて穢れや邪気を払う滝行を、自宅で手軽にできるのがシャワー滝行。3回に分けて頭から水を浴び、徐々に水とひとつになる感覚を得て。体調や気温に合わせて行いましょう。塩やお酒を湯船に入れるのも◎。

一日フル回転させた頭は、寝る前にスッキリとさせたい。そのための魔法の言葉があるそう。

「口を横に広げて『イーッ』と少し長めに言ってみてください。これは浄化の言霊で、何も考えず発することで頭がクリアになって、スムーズに瞑想状態に入れるようになるでしょう。外ではなかなか『イーッ』と声を出すのは難しいと思うので、寝る前に部屋の中で行うのがベスト。特に頭が重たく感じる人や新生活でストレスを感じている人におすすめ」

「運というのは、心身が健康でなければ開けません。健康のベースは睡眠。どれだけよく眠れたかで、開運も左右されるといえます」

そこで簡単に取り入れられるのが、色のパワーだそう。

「浄化やリセットの意味がある白は、寝具向き。パジャマには、力みを取るといわれている茶色がいいですね。全身の力を抜き、白の寝具に身を委ねればリラックス効果絶大！　ちなみにパワーストーンはその波動が睡眠を妨げるので、寝室に置くのはやめましょう」

木下レオンさん　占術家。占い師一家に育ち、幼少期からさまざまな占いを学ぶ。『突然ですが占ってもいいですか？』（フジテレビ系）に出演し注目を集める。著書に『絶対開運 帝王占術 2023』（講談社）、『今日から開運体質』（主婦の友社）などがある。

※『anan』2023年3月22日号より。イラスト・本田佳世　取材、文・小泉咲子

（by anan編集部）