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<みんなはどっち派?>習い事は成果重視のママと経験重視のパパ。夫婦で価値観が合わない!

子育て
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子どもにたくさん習い事をさせたいとお考えのママはいるでしょうか。ただし習い事にかける時間は限られていますよね。あれもこれもさせたいと思っても、時間とお金との兼ね合いで習い事の取捨選択を迫られている家庭は少なくないでしょう。ママスタコミュニティにも、あるママからこんな投稿が寄せられました。

『小学3年生男子です。週3そろばん、週2で塾、週1でスイミングをしています。あらたに子どもの希望で空手、英会話が加わります。ハードスケジュールなのでどれか辞めさせたいのですが、夫は1日1つにすれば全部通えると言っています。「どれも週1になると身につかない」と夫に言うと、経験できればそれでいいと考えているようでした。私はどうせ習うのなら成果を求めたいのですが、夫のような考えをどう思いますか?』

投稿者さんのお子さんはいくつも習い事をかけもちしていますが、子どもからさらに「習い事をしたい」との申し出があり、どうするかを夫婦で検討中のようですね。投稿者さんは習い事に成果を求めるようですが、旦那さんは習い事は成果よりも経験、いろんな経験を少しずつできればOKといったスタンスです。この価値観の相違は習い事だけに限らず、教育方針の問題でもあるでしょう。みなさんは、習い事に成果を求めているでしょうか。求めていないでしょうか。ママたちの声を紹介していきます。

成果よりも子どもが好きなこと、がんばれることを続けるほうが大事

『うちはそろばん週2、体操週3、ピアノ、習字を習っているけれど、本人が楽しんで通うのならやらせたいと思ってる。楽しく通って真面目に取り組んでいるなら成果が出なくても別にいい』
『求めない。がんばっている様子があればそれでOK』
『そろばんに6年間通っていたけど、無理やり通わされていたから理数が大嫌いになった。好きなものを継続ではどう? 子どもがやりたいと思っていて真面目に通ってるなら、いくらでもやってOKだよ!』
『うちは体操とサッカーが週1だけど本人のやる気があれば成果は求めてない。やる気がないのにやっても、それこそ成果がでないんじゃない?』

こちらは「習い事には成果を求めず、子どもが好きなことやがんばれることを続けるほうがいい」といったママたちの声です。ママのなかには「子どもに競争心がないため、嫌がらずに毎週通っているだけでOK」としている人もいました。たしかに親が一方的に方針を決めるのではなく、子どもの性格を考えて検討した方が子どもの負担も減らせそうです。投稿者さんのお子さんはどの習いもやる気があるとのことでしたが、習い事に成果を求めるママを喜ばせたい一心で「やりたい」と言っている可能性もあります。成果を求めないおおらかなママの意見も参考にしつつ、わが子に無理をさせていないかの検討をするといいのではないでしょうか。

成果がある程度ほしいと望むママの声も

『ある程度成果は欲しいよね。暇つぶしじゃないし、お金もかけているし』
『私は成果も求めるよ。意欲があって通えばその子なりに成果は絶対にでるから。意欲がないならやめる。月謝と時間の無駄』
『私は求めています。塾なら宿題きっちりするのは当たり前、今は英語をやっているから中2教材が終われば4級、中3が終われば3級を取らせる考え。テニスはスポーツだから楽しめればOKだけどダラダラ受けるのはNG。そして、習い事は学校の勉強のプラスアルファだから学校の宿題や漢字テストの勉強ができないようならやらなくてよろしいというスタンスです』
『成果は求めるよ。経験では終わらせたくない。スイミングなら息継ぎして25メートルは泳げるようになってほしい。そろばんなら、願わくば1級とれたらいいな。計算も速くなるだろうし。スポーツ系なら体力ついたらいいなとか、そのレベルは求める』
『経験だけでいいなら、短期の体験スクールやワークショップみたいなのに参加すれば充分』

投稿者さん同様「ある程度習い事に成果を求めている」といった声も寄せられました。成果を求めるといっても、習い事でスーパースターを目指すのではなく「小さなハードルを少しずつ乗り越えてほしい」と考えているようですね。投稿者さんも、子どもが習い事を始めるときは「○○ができるようになるまで」、「○級になるまで」と目的を約束してから、目標に向かって努力するよう意識させているようです。もし子どもが目標意識を持って続けることができれば、上達も早いでしょう。目標を達成した喜びを味わうのが好きで向上心のあるお子さんには、効果があるのではないでしょうか。

習い事の取捨選択のアドバイス

『スイミングはそろそろやめてもいいんじゃない? どこまでやらせるかによるよね。そろばんは2級までとったらOKとか』
『小3でそんなに時間があるのすごいね。そろばん、スイミング、どこまで進んでいるのかな? 幼稚園や1年生から始めた子でも3年生くらいになると4泳法終わりやバタフライまで行ったからとかで辞める子が多い』
『英会話を習わせたかったら、スイミングをもう辞めるかな』
『春から小4ですよね。水泳はどこまで出来たら終了と決めたらどうですか? 幼稚園から水泳習っている子はバタフライを習得して2、3年生くらいで辞める子が多いです。そろばんも辞めていい気がします。それか、塾にするか』
『とてもハードスケジュールに思えるので、お子さんとお母さんのためにも、できる範囲で負担を軽減する工夫が大事だと思う。英会話は教室に行くのではなくオンラインにするとか』

さらに習い事の取捨選択のアドバイスをくれたママもいました。ママの声にもあるように、通学しなくともオンラインなどで習える手段はありますよね。時間が限られているのであれば、自宅で習えるものに変えるのもありでしょう。とくに高学年に上がるタイミングは、中学受験の有無や勉強の難易度も上がる時期です。習い事の取捨選択を考えるいい機会ですよね。夫婦で相談しもめることもあるかもしれませんが、家族の相談を経て習い事の取捨選択をする投稿者さんは、賢明と言えそうです。

一口に習い事といっても、目的はさまざま

一口に習い事といえども、スイミングのように習い事の時間を中心に練習するものもあれば、自宅での学習がメインなものもあります。習い事の内容に合わせて、経験が大事か成果が大事か決めるのもいいですよね。子どもの性格ややる気も加味した上で子どもと相談し、総合的に判断していくといいのではないでしょうか。

その際、習い事の成果を求める場合は思い通りにならなかったときの親の対応も考えておくといいでしょう。成果が出ないことに怒ってしまったり、子どもを責めることないよう夫婦で決め事をしておくといいかもしれません。どんなに最善の選択をしたとしても、努力だけではどうにもできないことがあるのが人生です。ときに回り道をすることが糧になり長期的な成果につながることもあるので、おおらかに見守ってあげるといいのではないでしょうか。

イラスト・んぎまむ

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