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心のコリがほぐれる!4/8(土)スタート「グランマの憂鬱」萬田久子さんインタビュー

エンタメ

“グランマ”が愛ある喝で一刀両断

土ドラで1週間分の疲れをデトックス!

言いたいことをストレートに伝えることがはばかられる昨今。ギスギス、モヤモヤする空気に風穴を開けてくれるようなドラマ「グランマの憂鬱」が、2023年4月8日(土)23時40分〜はじまります。

©東海テレビ
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百目鬼(どうめき)村の総領職を務める百目鬼ミキは、村長や村民から慕われ、村で問題が起これば愛ある喝でみんなを導いてきた唯一無二の存在。どんな相手にも臆さず、バッサリ斬っていくミキを演じるのは、萬田久子さん。
ロマンスグレーのヘアスタイルに、凛とした着物姿が美しい萬田さんにドラマの魅力を伺いました。

ーーオファーを受けたときの感想は?

「なるほど」の一言です。

実年齢よりも上の役のオファーは初めてたっだのでそうきたかと。

いざお芝居が始まれば(役どころで)自分の髪が白いってことを忘れてしまうので、演じているときはグランマになりきっているのだと思います。演じていてすごく楽しいです。

ーー原作・脚本を読んで面白いと思ったところは?

漫画の原作を読んで、セリフが小気味良いなと思いましたし、身の引き締まる思いでした。

ーーグランマであるミキのキャラに共感することや、萬田さんとの共通点はありますか?

©東海テレビ
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百目鬼ミキは常に凜としており、自分にも他人にも厳しい方。でも、厳しい言葉の裏には愛があると思っています。私も愛を持って人と接したいと常々思っているので、そこは似ているかもしれませんね。

ーー百目鬼ミキというキャラクターを、どのようにとらえていますか?

©東海テレビ
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演出サイドからは「厳しい表情で、台詞は低音で」と言われているのですが、撮影当初は表情がつい和らいでしまって…。監督からも「笑み、出ちゃってますよ!」と、度々注意を受けましたけど、今はもう、「百目鬼ミキ=萬田久子」みたいな感じですね。

今回は私の実年齢よりも上の役を初めて演じるので、見た目の印象についても皆さんと綿密に打ち合わせをしました。着物に関しては「派手ではないけれど質のいいもの」ということで、大島や塩沢といった紬を中心に揃えています。また原作では帯留めを付けていることが多いので、そこも取り入れました。着物に興味のある方には、ぜひそんな部分も注目してほしいですね。ちなみに髪の毛は地毛プラスαでセットしているんですが、毎回モト(冬樹)さんが興味津々で寄ってくるんです…。いずれモトさんも、こんな髪型にするんじゃないかな。(笑)

ーー現場の雰囲気はいかがでしょうか?

©東海テレビ
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本当に楽しいですよ。常に「楽しくなければ現場じゃない」と思っているし、現場にいることが私の活力の源。細胞が生き生きしてくるのを感じます。
百目鬼家のロケ現場はちょっと遠い場所にあるのですが、何度も通っていると古い日本家屋特有の匂いにも馴染んできて、何となく「自分の家に帰ってきた」ような気持ちになるんですね。
共演者の皆さんとも、本当の家族のように過ごしています。村長役のモトさんは以前からの知り合いですし、足立さんは初対面だったけど、こういうお嫁さんが来たら心強いなと思いますね。自分の考えを持ちつつ、姑役の私ともいい距離感を保っているし。そして亜子ちゃん(加藤柚凪)はもう…、先輩と言ってもいいくらい。(笑)子どもらしいあどけなさもあるけれど、監督も舌を巻くくらいの演技を見せてくれて…。そんな皆さんのお陰で、私も百目鬼ミキになれたんだと思います。

ーーミキの「喝!」については、どのようにお考えですか?

©東海テレビ
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今の時代、他人を叱るのってとても勇気がいりますよね。私も普段の生活で迷惑な行動を取る人に「ちょっと…」と思うことはあるけれど、口に出すことはなかなかできません。叱るということは、言ったことに対して責任を持つということ。それはとてもパワーが求められると思います。
そして何より、叱る際に必要なのが「愛」です。
私のデビューはスカウトがきっかけだったんですが、東京へ出て行くことについて、周囲からは反対が多かったのですが、一人だけ、賛成してくれる人がいたんです。その人は「反対している人の多くは、10年後、20年後のあなたのことまでは考えていないんじゃない?」と言ってくれて。その愛ある一言が背中を押してくれて、今の私があるわけです。
周囲の意見に迎合せず、思ったことを言ってくれる存在は格好いいし、憧れますよね。

ーー最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

©東海テレビ
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見ていただくと心のコリがほぐれて、スッキリとした気持ちになれるドラマです。土曜日の夜に放送されるので、「一週間分の全身エステ」のような効果があると思います。ぜひリラックスした気持ちで、エステを受ける感覚でご覧ください。

ストーリー

百目鬼(どうめき)由真(足立梨花)は6歳の娘・亜子(加藤柚凪)と一緒に夫の実家がある百目鬼村で姑の百目鬼ミキ(萬田久子)と同居を始めた。村の難事を取り仕切る立場の “総領”を古くから務める百目鬼家。現当主であるミキは常に凜とした立ち振る舞いで、村人の持ち込む様々なもめ事を、愛ある「喝!」でバッサバッサと裁き、村人たちの信頼を集めていた。
そんなある日、村で「オレオレ詐欺」ならぬ「おらだおらだ詐欺」が起こる。村に支援を求める被害者の孫・達也(西垣匠)に対してミキは意外な「喝」を言い放ち…。
どこか懐かしい村で起こる身近な難題を、人生経験豊かなグランマが喝破する「痛快人情ドラマ」、いよいよスタート!

「グランマの憂鬱」番組概要

番組名: 「グランマの憂鬱」
出演:萬田久子 足立梨花 加藤柚凪 モト冬樹 ほか
放送日時:2023年4月8日(土)~5月27日(土)/毎週土曜 23 時 40 分~24 時 35 分 (予定)
放送回数:全 8 話(予定)
企 画:市野直親(東海テレビ)
原作:高口里純 「グランマの憂鬱」(双葉社 JOUR COMICS)
脚本:森脇京子 阿久津朋子 遠山絵梨香 的場友見
音楽:鈴木ヤスヨシ
主題歌:「鋼の騎士Q」 THE ALFEE (ユニバーサルミュージック)
演出:岡野宏信 長尾楽 雨宮由依 他
プロデューサー:中頭千廣(東海テレビ)
小林和紘(FCC)浅野澄美(FCC) 
制作:東海テレビ  FCC

『グランマの憂鬱』公式サイトはこちら
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