「そろそろ結婚は?」そんな言葉にプレッシャーを感じないためのコツを、独身の人たちに聞いてきました。
さまざまな生きかたが尊重されるべきだと、世間の流れが変わりつつある現代。ただ、周囲から「結婚しないの?」と圧をかけられて焦ってしまう人も、残念ながらまだまだいるようです。
どうすれば、結婚に対してのぼんやりした焦りを解消できるのでしょうか? fumumu取材班が、独身生活に満足している人たちに話を聞いてきました。
①視野を広く持つ
「周りの友達が結婚していく中で自分だけ結婚していないのは、焦るのが自然だと思います。結婚に限らず、単純に『みんなと違うこと』に負い目を感じているんだと思うから。
焦ること自体をやめようとするより、視野を広く持つことが大切な気がします。自分の周りは結婚ラッシュだとしても、独身で人生を楽しんでいる人なんて世界中にいくらでもいますよ。
独身の友達は、同じく独身の友達を持っていることが多いので、既婚者のコミュニティ以外のところに足を運ぶのもいいんじゃないでしょうか」(30代・女性)
②外野の声は無視でOK
「外野の声をいかに無視するかが重要だと思います。『そろそろ結婚しないの?』『子どもほしくないの?』とか、歳を重ねると親や親戚、なんなら友達からも言われるじゃないですか。
それに反応して自分の行動を決めても、そういう人たちって、その先もずっと言ってきますよ。たとえば結婚したとしても『家は買わないの?』『子ども2人目作らないの?』って。
無視できるようにならないと、自分が苦しいから。人生の決定権は自分にあると忘れなければ、周りの声に振り回されることもないです」(20代・女性)
③計画的に貯金する
「結婚するかは自分で選べる時代になりつつあると思っているけど、とはいえ、老後の不安はあるので。なるべく貯金をするように日々心がけています!
結婚したら2人で生活費を稼げるけど、独身だと自分が頼りだから。定期預金や投資信託、確定拠出年金など、できることはやっておくべきだと思いますよ。
『何年後には◯円貯まる』と思うだけで、将来の不安が消し飛ぶので(笑)漠然とした将来の不安があるなら、とにかく貯金しておくのが安心だと思います」(40代・女性)
結婚する人・しない人、子どもを持つ人・持たない人、仕事をバリバリする人・それなりにする人。生きかたは、人の数だけ正解がありますよね。
自分の人生に不安を感じたら、いつもは関わらないコミュニティの人と接することで、生きかたのヒントをもらえるかもしれません。