「喧嘩」と「話し合い」を分ける境界線はどこ?喧嘩に発展させないコツを聞いてきました。
恋人との意見の違いで、ときには喧嘩になってしまうこともありますよね。ただ、できればお互いに傷つくのは避けたいものです。
どうすれば、パートナーと建設的な話し合いができるのでしょうか? 恋人にイラッとしたときに思い出したいことを、fumumu取材班が聞いてきました。
①自分の意見をまとめる
「話し合いをする前に、まずは自分の意見をまとめておくのがいいと思います。『自分はどうしたいのか、相手になにを伝えたいのか』がわかっていないと、話し合いを進められないから。
自分の気持ちがわからないときは、箇条書きでもいいから、スマホのメモなどに思っていることを書き出すのがおすすめ!
『こう言われて嫌だった』『なんで嫌だったのか?』『どんな言いかたなら平気だった?』と自問自答しながら書き進めていくと、自分の本心が見えてきますよ」(20代・女性)
②ゴールを確認する
「お互いのゴールが同じじゃないと、話し合いではなく喧嘩になってしまう気がします。片方は『お互いの落とし所を見つけたい』なのに、片方が『相手に謝らせたい』だと、なかなか話が噛み合わないですよね。
私は今同棲中の恋人がいるんですけど、たまに家事のやりかたでぶつかることもあって。そこで『ちゃんとやってよ!』だと喧嘩になってしまうから、なるべく『この家事のやりかたをすり合わせたい』『どれくらいの頻度でやるか決めたい』など、話をする目的を相手に伝えています。
最初に伝えておくことで、向こうも怒られる! と身構えずに、スムーズに話し合いに応じてくれるんです」(30代・女性)
③ときにはNOの姿勢を
「相手に話し合いをする気がないなら、しっかりNOの姿勢を示すことも大切だと思います。
『感情的に怒鳴るなら話し合いはできない』『こちらの意見を冷静に聞けるようになったら連絡して』など、相手にハッキリ伝えないといけないシーンもあるんじゃないでしょうか。
不機嫌を撒き散らしている恋人に対して、いつもフォローする役に回っていると、いつまでも対等な話し合いができないままだと思いますよ」(30代・女性)
相手を論破することが目的になってしまうと、必要のない対立が生まれてしまうのかもしれません。
お互いのゴールを確認して、実りのある話し合いを目指していきたいものですね。