2023年3月13日に発売されるや早くもバズっているのが、ロート製薬のメラノCC ディープデイケアUV乳液(筆者購入価格1210円)。
「プチプラのクオリティじゃない!」
「ナチュラルなツヤが出て自然にトーンアップするから美肌に見える!」
「日中の肌をうるおしながら紫外線対策ができる優れモノ」
など、発売直後から、SNSでは絶賛する声が見受けられます。
なかには「どこにもなくて4軒まわった」「全然ない」といった声も。
今回は、そんな大人気商品を筆者が試してみました。正直なところをレビューしたいと思います。
どんな商品?
メラノCCは、ロート製薬のスキンケア商品の中でも高い人気を誇るシリーズ。効き目にこだわり、ビタミンCをコンセプトにさまざまな肌悩みに応えてくれます。
プチプラとは思えないほど、ビタミンCの威力を体感できる商品もあり、筆者自身もこれまで化粧水や美容液を使用してきました。
今回の日焼け止めは、シリーズの最新作です。
うるおい成分として、2種のビタミンC誘導体(アスコルビルグルコシドとリン酸アスコルビルMg)とビタミンE誘導体(酢酸トコフェロール)を配合した、乳液状の日焼け止めです。紫外線防止効果はSPF50+/PA++++と高く、スキンケアしながら紫外線を防止してくれます。
さらに、空気中の花粉やPM2.5、ほこりなどから肌をガードしてくれる効果も。また、皮脂吸着パウダー配合でテカリを抑えながら、偏光パールの効果で光を拡散し、肌をワントーン明るくみせてくれます。
実際に使ってみた感想は......
(1)使用感
UV乳液とのことですが、スキンケアの乳液を省いて使用するのではなく、いつものスキンケアの最後に使うことが明記されています。
手に取るとみずみずしいテクスチャー。肌にスーッとのびて、ベタついたり、きしんだりせずに溶け込むようになじみます。
また、日焼け止め特有の嫌な香りはせず、柑橘系の爽やかな香りがします。石鹸で落とせるのも好印象です。使用感には価格以上の印象を持ちました。
(2)仕上がり
頬の高い部分やTゾーンなどには塗り重ねてみましたが、白浮きすることはなく、全体的に自然にトーンアップします。また、ナチュラルなツヤを与え、肌をキレイに見せてくれると感じました。(下の画像手の甲の右側に商品を塗布)仕上がりについても、好印象です。
(3)気になったのは、中身
筆者の肌は敏感肌ではないので、何度か使用しても肌に刺激を感じることはありませんでした。
しかし、気になったのはその中身で、エタノールと、紫外線吸収剤「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」の配合量が多いため肌に刺激を与えてしまう可能性があります。
そのような観点から、敏感肌の方にはあまりおすすめできないと感じました。ただ、紫外線散乱剤「酸化亜鉛」が配合されていないので、金属アレルギーの方でも使いやすい商品と言えます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
まとめ
ロート製薬のメラノCC ディープデイケアUV乳液は、使用感や仕上がりについてはSNSで絶賛されるのも納得の好印象でした。
しかし、刺激性という意味で、エタノールと、紫外線吸収剤「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」の配合量が多いため、敏感肌の方には注意が必要な商品です。ご自分の肌と相談のうえで、お試しください。
遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』