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復職後「“キャリア最優先”をやめたらラクになれた」前向きママの決断とは?

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一見、余裕があってキラキラして見えるママにも、壁にぶつかり、思い悩んだ日々がある。苦しい時期を乗り越えた経験のあるママたちが、前を向けるようになったキッカケを教えてもらいました。今回は、復職後“キャリア最優先”をやめて、育児と仕事のバランスを大事にしたらラクになれたというママに話を伺いました。

3つのポイントで習慣化!子どもの〝日焼け止め教育〟は、ママの愛

母になって絶望したときもあった。それでも……私たちは心の余白を
取り戻すことができる

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広告会社の営業職、フルタイム勤務。4歳の男の子と2歳の女の子のママ。男性が多い部署で、小さい子どものママは少数。家業を継ぐ夫が多忙で、完全ワンオペ。教育環境を考えて、車で30分の保育園に通わせている。

BEFORE

100点を目指して働いてきたのに、 子どもの発熱で呼び出されるたびに 自己嫌悪に

営業は仕事のチャンスを逃さないことが大切だと思って働いてきました。しかし、母になってから思い通りに動けるはずもなく、2人目の育休明けから約1年後には限界を感じ、部署の変更や転職を考えるまで落ち込むことに。月1回、上司と面談をする機会があり、気持ちを吐露したところ提案されたのが、新規案件からの降板。不安や葛藤から答えが出せないでいたのですが、「仕事を断ったからといって、評価が下がることはない」と励まされ、降板を決意。直後にすごく気持ちがラクになりました。

AFTER

上司に相談して仕事量を減らし、 〝キャリア最優先〟 →〝育児と仕事のバランス最優先〟 に変えたら好転!

キャリアアップを目指すなら、時には苦手なことや新しい挑戦をする必要もあると思います。でも今の私は挑戦すべきタイミングではない。むしろ得意な仕事を手元に残すことで、「得意を活かせる仕事なら心も健全でいられるんだ」という発見がありました。今も時間的余裕はあまりないけれど、いつも心に余裕を持てるように。働き方を見直してからは、ずっと前向きな気持ちで過ごせています。

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今もですが週末も完全ワンオペ状態で、夕飯は外食で済ますこともあります。

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子どもたちが風邪のときは在宅勤務に切り替えますがフラストレーションも。

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撮影/杉本大希 スタイリング/石関靖子 ヘア・メーク/只友謙也〈P‒cott〉 取材・文/高橋夏果 編集/髙田彩葉
*VERY2023年4月号「今こそ、ママたちの心に余白を♡ Part3 私たちは心の余白を取り戻すことができる」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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