食料品の価格がどんどん上がり、食費の負担が厳しくなっていると感じませんか?値上げが始まった2年前と比べて、1カ月食費は1世帯あたり約3,000円、年間ではなんと3万円ほど増加しているそう。
そこで今回は、食卓の満足度を下げずに食費をバッチリ節約する方法を、節約のプロであるFPが紹介します。ぜひ今日から実践してみてくださいね。
スーパーに行く回数を減らす
誰でも簡単にできて効果の出やすい食費節約テクニックは、スーパーに行く回数を減らすこと。食費以外にもいえることですが、お財布からお金を出す回数が減れば、お金も減りません。
スーパーに行くと、必要な食材以外にも美味しそうなお惣菜や新発売のお菓子などが目に入り、ついつい買い物カゴに入れてしまいますよね。スーパーに行く回数を減らすことで、余計な買い物にかけるお金を減らせきます。
また「今日こそスーパーに行かないと!」という日にあえて買い物に行かず、冷蔵庫の残り物や缶詰を使うと、使い切れずにいた食材を消費できて一石二鳥。
スーパーに買い物に行く回数が週に4日だった人は週3回に、週3回だった人は週2回にと、まずは1回だけ減らしてみましょう。
値上がりしていない食材を選ぶ
食料品を買うときは、値上がりしていない食材を選びましょう。
例えばお米。お米は国内自給率がほぼ100%なので、海外情勢や為替の影響を受けません。物価高の中、むしろ値下がりしている優秀食材です。パン食が多い人は、お米を食卓に登場させる回数を増やせば、ムリなく節約できますね。
また、輸入牛肉は値上がりしていますが、豚肉はほとんど価格が変わっていません。食材を変えるだけで物価高の影響を避けられますよ。
冷凍食品やスーパーのお惣菜を上手に使う
節約の敵と思われがちな冷凍食品やスーパーのお惣菜も、上手に使えば立派な節約食品になります。
仕事や家事で疲れて料理をする気力も時間もないとき、ついつい外食に頼ってしまいますよね。そんな時こそ、レンジで温めればすぐに食べられる冷凍食品やお惣菜を活用しましょう。
外食をすると、ファミリーレストランを利用しても1人1,000円程度かかってしまいます。でも、家で冷凍食品やお惣菜を食べれば、半分の500円程度で済むのです。
自炊ができないときのために、いくつかお気に入りの冷凍食品をストックしておくといいですね。時間も節約できる冷凍食品やスーパーのお惣菜を上手に使って、ストレスなく節約生活を乗り切りましょう。
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