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あなたに最適な電力会社は? 賢く節約するための“テーマ別おすすめ電力会社”

20~30代のanan読者の生活スタイルに合わせて、おすすめの電力会社を提案。ただし料金は日々変化しているので、最新情報は各社のWebサイトで随時確認を。特徴やプランの内容をしっかりと押さえた上で切り替えることで、賢く節約できる! 企業に電力コストの最適化や再エネ電力調達支援サービスを行っている経営コンサルタントの久保欣也さんにお聞きしました。

切り替えの参考に! テーマ別おすすめの電力会社

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【TEPCO】ライフスタイルに合ったプランを選択したいなら

規制料金と自由料金のプランから選べる。
電力自由化前から提供している、燃料費調整額の上限が設けられている規制料金プランと、2016年以降に新しく登場した自由料金プランがある。自由料金は、ライフスタイルに合わせて選べるのが特長で、使い方によっては夜間の使用電力量がおトクになるプランもある。また電気とガスとのセット割で、電気代が年間約1200円おトクになる割引もあり、ガスコンロや給湯器等が自然故障した際に無料で修理が受けられるサービスも。

【TOKYO GAS】電気とガスをまとめてお得にしたいなら

ガスと電気セット契約で、電気代が割引に。
電力自由化以降7年連続で、新電力の低圧分野シェアNo.1を誇る大手ガス会社。新電力としては首都圏で最大規模の発電所を所有している。ガス・電気の支払いをまとめられるので、スマートかつ引っ越し時の手続きも楽チン。基本プランを契約すると、「ガス・電気セット割」が適用され、基本料金および電力量料金の合計額の0.5%が毎月割引される。また新規申し込みで電気代の基本料金が1か月無料(終了する場合あり)。

【Looopでんき】日中に電気を使うことが多いなら

基本料金、燃料費調整額が0円!
東日本大震災で被災地に太陽光パネルを設置するボランティア活動をきっかけに誕生した新電力会社。エネルギーの高騰を解決する方法のひとつとして期待される、太陽光など再生可能エネルギーの導入を促進している。「スマートタイムONE」は、再エネ発電所が発電する日中を中心に、安い電力量料金単価で提供しているプラン。電力量料金単価は30分ごとに変わるため、単価が安い時間帯に家電を使うことができれば、電気代を抑えられるケースが多い。

【idemitsuでんき】ガソリン代を安くしたいなら

ガソリン代やEV車ユーザーがおトクに。
昭和シェル石油と出光興産の経営統合で生まれたエネルギー総合企業。一般家庭向けの「くらしのためのSプラン」は、第2段階以降(120kWh超~)の使用電力量に適用される電力量料金単価が安くなるため、月の使用量が多い家庭におすすめ。さらにカーオプションを利用すれば、idemitsuのガソリンスタンドで給油・クレジットカード決済した際に、1Lあたり2円割引に。電気自動車を所有している方も月の電気代が200円引きになる。

【楽天でんき】楽天経済圏なら

楽天ポイントを貯めている人向け。
楽天傘下の「楽天エナジー」が提供する新電力。一般家庭向けの「プランS」は基本料金0円なので、一人暮らしなど、あまり電力を使わない人はより安く利用できる傾向が高い。また、月々の電気代をクレジットカードで決済すれば、200円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まる。さらに楽天カードで支払うと追加で100円につき1ポイントもらえる。加えて、楽天ガスとセットで契約すると、より高還元率でポイントの恩恵が受けられる。

【SoftBank】ソフトバンクユーザーなら

ソフトバンクのスマホやネットが割引に。
ソフトバンクが手がける電力サービス。「おうちでんき」はソフトバンクやワイモバイルのスマホやネットの通信費が毎月ずっと割引。基本料金0円の「自然でんき」は、再生可能エネルギー比率実質100%・CO2排出量実質ゼロで、環境保全に貢献できる。どちらのプランも専用の「エコ電気アプリ」を使えば、楽しく節電してPayPayポイントがもらえる。さらに水漏れや鍵の紛失などのトラブルに対応できる「おうちレスキュー」もつく。

【auでんき】auユーザーなら

Pontaポイントが自動還元される。
auエネルギー&ライフが一般家庭向けに提供している電力サービス「auでんき」。月々の電気料金に応じてローソンなど全国の提携企業・店舗やauPAY、オンラインサービスで使えるPontaポイントを付与。ポイント還元率は月の利用金額が8000円以上だと1%、それ未満だと0.5%と、使うほどにポイントが貯まる。さらに「auでんきアプリ」を利用することで日々の電気料金や今月の電気料金予測をチェックすることができて節電にも役立つ。

久保欣也さん 経営コンサルタント。日本省電代表取締役。エネルギー分野での事業開発に従事後、企業の電力調達の最適化をサポート。共著に『コスト削減と再エネ導入を成功させる 最強の電力調達 完全ガイド』(日経BP)。

※『anan』2023年5月31日号より。イラスト・黒猫まな子 取材、文・鈴木恵美

(by anan編集部)

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