花粉シーズン到来で、マスク姿の人を多く見かけるようになりました。つらい症状に悩む方もいるのでは? 今回はライター・牧ぐりこが「花粉症シーズンの恋の失敗」エピソードを女性のみなさんに聞いてきました!
文・牧ぐりこ
熱いキスをマスクが阻む…
「私は花粉症がひどく、春先はずっとマスクをしています。
桜の季節、終電まで男性と盛り上がり、流れでホテルに行くことに。
道すがら、彼が私をギュッと抱きしめキスしてきたんです!! 身動きがとれないくらい、がっちりホールドされて『求められてる!』って感じにとてもドキドキしました。
でもその時、私マスクしてたんですよね。熱いキスを紙1枚に阻まれました。ドキドキもつかの間『あっ………』と気まずい空気になってしまいました」(31歳・事務職)
マスク越しのキス、はたから見たら面白いですが、当人は気まずいですね(笑)。アツい空気で、花粉が吹き飛んでくれたら、マスクしなくて済むのに…。
マスクを外したらくしゃみが止まらない
「出張で2週間だけ、本社のイケメンが部署にきました。目が合うとニコッと笑うお茶目な人で、すぐにチームに打ち解けました。私も笑い返してたんですが、花粉対策で一日中マスクだったので、伝わってなかったかもしれません。
金曜の夜、歓迎会をしました。そろそろお開きの時間に、彼が隣の席にきたんです。『ねえ、こっち見て! そうそう……やっぱり思った通りかわいい!』とまっすぐ見つめられて照れました。いつもマスクだったから、ちゃんと顔が見えたのが新鮮だったみたいです。
会社の2次会には行かず、2人でこっそりバーで飲んでいたのですが、移動中にマスクを外していたのがいけなかった。そろそろ帰る? それとも……と甘い雰囲気が流れるタイミングで、くしゃみが止まらなくなっちゃったんです! 『大丈夫?』と心配してくれましたが、もちろんその後何もなく、1人寂しく帰りました……」(32歳・営業)
せっかくイケメンに気に入られて、楽しい夜だったのに残念ですね…。
以上、花粉症シーズンの失敗エピソードでした。お邪魔アイテム「マスク」を外せる時期に思い切り恋すべく、今はお家で自分磨きするのも良いかもしれません。
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