暮らしに役立つ便利グッズや、食料品・日用品・文房具までなんでもそろう「100均」。大手メーカー品を購入するよりも安く、私もふだんからよく利用しています。しかし、買ったものの中には、“買って失敗”した商品もありました。ここでは、低価格でも品質がいまいちだった、私が「リピートしない100均グッズ」を紹介します。
子どもの遊びグッズ
ひとつ100円というお手頃さから、これまで「おままごとグッズ」や「シャボン玉」などの遊びグッズを試しました。
見た目はそれほど安っぽく見えなかったのですが、実際に使ってみるお値段通り。
おままごとグッズは作りが甘く、人形用の小さなベビーカーは壊れて即ごみに……(涙)
組み立て式のおもちゃは、部品がうまく嚙み合わないことも多々ありました。
しゃぼん玉は飛ばずに落下。
そもそも液が薄いのか、「しゃぼん玉」の歌のように、屋根まで飛ぶことはありません。
でも逆を言えば、それなりの品質と1回の使い切りで良いのなら、100均のおもちゃはコスパが良いです。
例えば、友達と公園遊びをする時や、旅行・帰省先で遊ぶ時など。
“それっきり”で良いと割り切れば、1つ100円の遊びグッズで十分かなと感じます。
食品ラップ
調理用品の中で、「これは失敗した」と思ったのが「食品ラップ」です。
たっぷり入っていてコスパは優秀、買えば日用品費は確実に減らせます。
ただ、ひとつ欠点が。ラップがとにかく切りにくいんです。
有名メーカーのラップは、“パリッ!”と爽快な音を立ててスパッと切れるのに対し、100均のラップはなぜか伸びます。
切られてたまるか!と抵抗しているかのように、カッターにあててもうまく切れないんです。
角度をつけてようやくカットできても、切り口はガタガタ。使うたびプチストレスに感じました。
コスパを優先するのならアリですが、1日の中で何度も使うことを考えてリピートはしていません。
大入りの文房具
文房具のうち、100円で複数本入っているペン類はお得感がありますよね。
コスパを優先するなら、1本100円の油性ペンよりも、1袋に5本入っている商品の方を選びたくなります。
しかし、大入りの文房具は割安な分、品質は少し落ちるものが多いです。
油性ペンはインクがすぐになくなり、クレヨンと色えんぴつは発色が悪くて紙に色がのりづらいと感じました。
実際に使っていた子どもからも、「書きづらい!」「色がつかない!」とクレームが……。
人に配るなど、本数が必要な時は大入りの方が節約になりますが、1本を使い続けたい私は買わない選択をとっています。
初めて試す商品は「ひとつ」にとどめる
今回は「100均で買って失敗したもの」を辛口評価しましたが、実際には暮らしに役立つ「買って良かった」と思う商品の方が圧倒的に多いです。
100均に限らず、どんなショップでも“買って失敗”に気付くことはあるもの。
しかし、1つ100円とは言え、失敗が続けばちりも積もって山となり、大きな支出につながります。
初めて試す商品はひとつだけにするなど、家計に負担が出ないようくふうしましょう。