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1つでも当てはまったら要注意!整理のプロが現場で見た「片づかない家あるある」6選

片付け・収納の専門家、鈴木久美子です。私は片付けに悩む方のご自宅に訪問し、片付けや収納の改善をする仕事をしています。そんな中、いつものように目にする、片付かない家には共通する事があります。知らないうちに皆さんの家も片付かない家になっていませんか?

①消耗品や日用品、食品などをまとめ買いしている

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まず、買い物の傾向として、いろいろな物をとりあえずまとめ買いする習慣があります。

もちろんスペースが許す範囲で必要な量をまとめ買いをするのはありですが、特に収納スペースの事は考えず、とりあえず安いから面倒だからと段ボール単位で全ての物を買っていると家はあっという間に倉庫のようになってきます。

私が訪問しているたくさんのお宅でも、毎日使っても数年間なくならない、という量を保管している人をお見かけします。

とりあえずまとめ買いしているという人は要注意です!家が片づかない原因は、同じものが大量にあるからではないでしょうか?

②空き箱、空き瓶、段ボールなど何かに使えると大量にとっている

片付かない家あるあるですが、空き箱、空き瓶、段ボールまで本来ゴミになるような物を大量にとっています。

何かに使うと決まっていればまだいいのですが、使う用途は不明なのにとりあえず…と、なんでもかんでもとっていると、片付かない家を通り越してあっという間にゴミ屋敷になってしまいますよ。

空き箱、空き瓶、段ボール以外でも、紙袋、リボンやヒモも多いですし、牛乳パックに綿棒のケース、食パンの袋に留め具までいろいろとっている人がいます。

キッチンのシンク下が全て牛乳パックで埋め尽くされていて、『牛乳パックの収納に悩んでいます』という人もいますし、ジャムの瓶を今まで1つも捨てずに集め続けたら、衣装ケース5箱分になっている人もいました。

どうですか、客観的に聞くとおかしくないですか?おかしいと思っていても、案外皆さんの家にも、使う用途もないゴミが保管されている事がありますよ。

③収納内は使わない物を入れ、使う物はその辺に放置

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片付かない家に共通する事の1つに、収納の考え方がおかしい事が多いです。

本来収納は使う物を収納するべきですが、使わない物をしまい込んで、使う物は出しておく、という認識になっています。

使う物に定位置を与えず、その辺に置いてしまうので、結果片付かない家になってしまいます。

使う物こそ、きちんと定位置を決めて収納することが基本だと思います。この考え方を180度変えて頂かないと、なかなか片付く家にはなりません。

④空きスペースを見ると何かを収納しないともったいないと感じる

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棚の上、家具の隙間、引き出しの中など少しの隙間を見つけると、もったいない気がする人はいませんか?

すき間があった時に、余裕があり出し入れしやすくなる、見た目がスッキリしている、と感じる人はいいのですが、すき間を見つけると詰め込みたくなる人は要注意です。サポートで訪問していてよく言われるワードの1つです。

②でお伝えしたように、空き箱や空き瓶などを取っておくために、空きスペースにどんどん収納を増やそうとしていきます。悪化していくとタンスの上にさらにカラーボックスをのせて、そして天井まで段ボールを詰めてる人がいらっしゃいました。

あきらかに不安定で危険ですし、見た目にも美しくありません。天井までの隙間がもったいない、とおっしゃっていましたが、お子様への危険性などもお伝えし、高く積み上げないようにして頂きました。

⑤何かと収納グッズを駆使して物をしまっている

④でお伝えしたことに似ていますが、とにかく収納グッズを駆使して、収納量を増やそうとしています。

たくさんの便利グッズがあふれていますが、便利グッズを使わなくても、本来はシンプルに収納するのがいいと思います。

確かに突っ張り棒やフック、すき間ラックなどいろいろなグッズを駆使して収納場所を増やすことはできるのですが、その結果どんどん物が増えてきてしまいます。

物も数も収納する場所も管理できる量にすることが重要です。また、目につく場所に安価な収納グッズがゴチャゴチャあると見た目にもスッキリしません。

⑥物置状態の部屋がある

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