結局一番頼れるボトム「黒パンツ」、マンネリ知らずの3コーデをスタイリスト佐藤佳菜子さんが伝授!
夏もずっと履いている「黒パンツ」だけど、お盆過ぎても同じコーデばかりじゃつまらない…という人を、スタイリスト佐藤佳菜子さんが救います!
「自分に似合うシルエットの「黒パンツ」は、迷わず手に取ることができて、間違いなしにコーデが決まるボトム。何にでも似合うからこそ、着こなしを“サボった風”に見せないことが大事」と佐藤さん。
「かといって、真夏のコーデは頑張りすぎなくていいのです。ちょっとのやる気とルールで、秋まで毎日気分よく出かけられるスタリングのコツ、教えます!」
【8月上旬の黒パンツコーデ】は、潔くて細見えするオールブラックで
Iラインのすっきりシルエットで、涼しげで凛とした印象
パンツ¥17930・ブラウス¥13970/アンクレイヴ(アンクレイヴ ホワイト) ピアス¥26400・ネックレス¥23100/マリハ バッグ¥27527/ムシンサ グローバル ストア(マージシャーウッド) 靴¥28600/シシ
上下を黒のワントーンでコーディネートすれば、セットアップやオールインワン風。もちろん最強の引き締め色だから、スタイルアップ効果も見逃せない。
オール黒でも暑苦しく見えないコツを佐藤さんが伝授。「トップスは肌見せの面積がちょい広いアメリカンスリーブ。そして、パンツもハイウェストのテーパード。メリハリがあるからすっきり、涼しげ。それぞれのアイテム選びに気を抜かないことで、後のコーデが楽になります(笑)」
肩や足首の肌見せ、キュッとくびれたウェストが、大人らしい上質な洒落感を演出!
〈着こなしクローズアップ!〉アクセはシルバー。定番だけど夏の黒に映える
耳元の小ぶりピアスと細身のチェーンネックレスをトッピング。軽やかなボリュームのクールなきらめきは、コーデにさっと涼風を漂わせてくれる
【8月下旬の黒パンツコーデ】は、シンプルなのに「盛れてる」印象が作れるモノトーンで
真夏のおでかけにぴったり。ドレッシーなフリルブラウスを主役に
パンツ¥17930/アンクレイヴ(アンクレイヴ ホワイト) ブラウス¥28600/シーニュ リング(右手 人さし指)¥148500・(右手 薬指)¥187000・(左手 人さし指)¥198000・(左手 中指)¥198000/イセタンサローネ東京(カラットアー) バッグ¥13750/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム(アコック) 靴¥33000/ベイジュ(ピッピシック)
猛暑の時期のお出かけコーデ、"手抜き”も"盛りすぎ”も避けたいけれどどうすればいい? 佐藤さんの答えは…
「ワンツーでも手抜きに見せないコツは1枚でデザイン性の高いフリルブラウスを合わせること。盛りすぎを回避するのにぴったりなのは、フレンチシックに仕上がるモノトーンコーデです。どちらも頼れるのは、シンプルな黒パンツ。懐が深く、シンプルでもほどよくドレッシーに仕上がります」
女子会やディナーにぴったりの、盛れてるコーデが即完成!
〈着こなしクローズアップ!〉 リングの重ねづけは、接近戦にぴったりの華やかさ
「アクセをじゃらじゃら重ねるのは暑苦しい? いいえ、リングならいくら盛ってもこってりした印象にならないし、なにより楽しい!」遊び心のある手元は、気分を高揚させてくれる!
【9月上旬の黒パンツコーデ】は、真夏の余韻を残すレディライクなムードに、Gジャンをプラス
体感の涼しさはキープしつつ、デニムを1点差して、次の季節を先取り
パンツ¥17930/アンクレイヴ(アンクレイヴ ホワイト) ブラウス¥56000・ジャケット¥72000/イザベル マラン(マラン エトワール) サングラス¥46200/モスコット トウキョウ(モスコット) バッグ¥30800/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム(ブリー レオン) 靴¥155100/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)
まだまだ残暑が厳しい9月は、デコルテのあいた薄手ブラウスで体感気温はちょうどいい感じ。「そのかわり、黒パンツと同じく黒ベースのフラワープリントを選んで、晩夏らしいシックな甘さを」と佐藤さん。
さらに、デニムジャケットをさらりと肩掛けすることで、夏から秋へとカジュアルをほんの少しシフトチェンジ。
「ブラウスのギャザーや、柄とサングラスで効かせたピンクなど、ほどよい甘さも秋を予感させて」
〈着こなしクローズアップ!〉 アクセ感覚の光沢ミニバッグでちょいレディに
「ノットをつなげたようなボリュームストラップが気になります」と佐藤さん。遊び心あるミニバッグをアクセントにオン。同じブラックでも素材の質感を変えることで洒落たニュアンスが加わる。