メイク講師のSAKIです。最近街を歩いていても、マスクを外している方が多くなってきたように思います。体調管理に気をつけつつ、マスクを外して思いきりメイクを楽しむことができるようになったのは、純粋に嬉しいですよね。ただ、マスク時代に入り早3年。マスクメイクに慣れてしまった今、マスク無しの状態でこれまで通りのメイクをすると、なんだか違和感を感じてしまうことがあります。今回は、改めてマスクなしで美しく見える、40代向けの正解メイクをご紹介します。
顔がなんだかのっぺり!マスクなしメイクに「チーク」は必須
マスクを外した瞬間、物足りなさを感じるのは「お顔中心の余白」。マスクで覆われていた部分が突然剥き出しになると、あれ?私こんなに顔が大きかったっけ?と感じてしまいます。それを解消してくれるのは、やはり「チーク」です。
マスクが欠かせなかった時、どうせ隠れるから…と、筆者もチークを塗らずに過ごしていました。ですが、ここ最近は逆にチークが手放せません。
改めてチークの選び方をご紹介しますが、40代以降の方は、「ほんのりくすんだピンクベージュ」に絞って探してみてください。
白っぽさのあるピンク、青み感の強いピンクは肌色から浮いてしまい、アンバランスなメイクになりやすいです。
また、オレンジも肌色と同化して暗くなりがち。なので、肌色から浮きにくく且つ上品で女性らしさをプラスできる、彩度の低い柔らかなピンクベージュを選んでみましょう!
さらに立体感をプラスするなら「ハイライト」を足してみて
シェーディングで立体感をプラスするという手もありますが、だんだんとハリが弱まってくる40代以降は暗さが目立つので、なるべく他の手段で立体感をプラスしましょう。チークと一緒に取り入れたいのは「ハイライト」です。
明るさとツヤをプラスすることで、ハリ感と立体感が強調されます。40代以降におすすめは、「クリームタイプで繊細なパールが入ったハイライト」です。パウダータイプは使いやすいですが、粉っぽさや厚塗り感を感じてしまうことがあります。
また、比較的大粒のラメが入ったハイライトはギラギラと派手に見えてしまいますので、上品なパールを感じるハイライトを選びましょう。
クリームタイプは、フェイスパウダーを馴染ませる前に仕込んでおきます。頬の高い位置、お顔中心の鼻筋の横のくぼみ、額の中心に入れると若々しさもプラスできますよ。
チーク、リップとのバランスを見てアイメイクの濃さを調節すべし
チークやハイライトで余白を埋めればマスクなしメイクはバッチリ!と思っている方、ちょっと待ってください。
実はマスク時代に皆さんが無意識のうちにやってしまっていたのが「どんどんアイメイクを濃くしてしまう」ということです。
カラーマスクを使っている方も多くなってきましたが、マスクの基本は白。お仕事の際には白が指定、という方もいらっしゃったと思います。
白は一番余白が目立ち、物足りなさを感じてしまいがちです。マスクの余白に負けないようになんとかメイクを頑張らなきゃ!と、どんどんアイシャドウもアイラインもマスカラも、濃くなっている方が多いのです。
マスクをしていても外しても、アイメイクはどっちにしても見えていた部分だから…とそのままにしていると、チークやリップを足した際に、全体的にかなり濃く古い印象のメイクに見えてしまうかもしれません。
チークやハイライトで立体感や血色感を出し、リップメイクも楽しめるようになった今、アイシャドウの濃さを変えてみたり、アイラインの太さを変えたり、マスカラはボリュームより繊細さを意識してみたり、など工夫してみるのがおすすめです。
一度大きな鏡でバランスを見て、足し算引き算をしてみましょう!
まとめ
今回記事内で使用したコスメはこちらです。
アイシャドウ→コスメデコルテ アイグロウジェム スキンシャドウ 14G
ハイライト→クレ・ド・ポー ボーテ ル・レオスールデクラ 21
チーク→セザンヌ チークブラッシュ 01/02
その違和感、マスクとったからかも!2023年マスクなしの40代向け正解メイクをご紹介しました。
ここまでのポイントをおさえておけば、おそらくマスクなしメイクはバッチリです。
あとはリップメイクも楽しめるようになってきましたので、ツヤタイプのリップや落ちにくさにとらわれないリップアイテムを探して、マスク無しのフルメイクを楽しんでくださいね!