［第122回］最新ドラッグストアのポイント獲得術　「4重取り」も可能に

一度、ドラッグストアでのポイントプログラムについて紹介したことがあります。（参考：【第101回】知らなきゃ損。ドラッグストアで使える共通ポイント）

ドラッグストアでの共通ポイントの導入やポイントカードの併用、決済手段の追加などで、お得に買い物できる場合が増えているため、ここでもう一度紹介したいと思います。

人気ドラッグストアポイントカード（※最新のものとは異なる場合もあります）

ドラッグストアのトモズでは、2018年7月から共通ポイントのPontaを導入しました。トモズでの買い物時にPontaカードを提示すると200円（税込）につき1 Pontaポイントが貯まります。

さらに、従来のトモズポイントカードも併用できます。Pontaカードを提示し、さらにトモズポイントカードを提示すると、ダブルでポイントをゲットできます。

さらにさらに、トモズではコード決済サービスを導入し、楽天ペイ（アプリ決済）、d払い、PayPayを導入しているため、 クレジットカードを紐付けた状態でコード決済すると、クレジットカードのポイントに加え、別途0.5％程度の上乗せポイントも獲得可能です。

整理しないとわかりませんね。

例えば、トモズで5000円（税込）の買い物をした場合、トモズポイントカードを提示すると500円（税込）につき1ポイント（＝12.5円相当）貯まるため10ポイント（＝125円分）獲得できます。別途Pontaカードを提示すると25 Pontaポイント（＝25円分）ゲット。さらに、支払時に楽天ペイ（アプリ決済）で楽天カードを紐付けていると、楽天カードのポイントとして楽天スーパーポイントが50ポイント（＝50円分）、楽天ペイ（アプリ決済）の上乗せ分として25ポイント（＝25円分）貯まります。全部合わせると4.5％の還元です。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

サンドラッグでも共通ポイントを導入します。2019年夏頃に楽天ポイントカードを提示すると200円（税抜）につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まります。

サンドラッグもトモズと同様、サンドラッグの現金ポイントカードの併用が可能です。現金ポイントカードを提示すると100円（税抜）につき1ポイント貯まります。

ただし、現金ポイントカードは現金オンリー。他社に比べるとちょっとポイント還元率は下がります。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

マツモトキヨシでもdポイントカード＋マツモトキヨシ現金ポイントカードの併用が可能です。現金ポイントカードは100円（税抜）につき1ポイント貯まり、dポイントカードの提示で1％のdポイントを貯められます。

なお、現金ポイントカードと言いながら現金以外の決済と併用可能です。マツモトキヨシでもコード決済のd払いができますが、マツモトキヨシの場合はdカード決済がお得。

d払いでdカードを紐付けていた場合、決済時に1.5％のdポイントを貯められますが、dカード決済の場合は3％のdポイントが貯まります。

マツモトキヨシはdカードの特約店となるために、dカード決済で3％のdポイントを貯められますが、d払いでdカードを紐付けてマツモトキヨシで支払ってもdカード特約店とならずに通常の1.5％のdポイントとなります。混乱しますね。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

最後にツルハドラッグです。ツルハドラッグも楽天ポイントカードの併用が可能です。医薬品などをツルハポイントカードを提示して購入すると100円（税抜）につき1ポイント、それ以外の商品は200円（税抜）につき1ポイントです。

別途楽天ポイントカードを提示すると200円（税抜）につき1ポイント貯まります。

ツルハドラッグでは、d払い、LINE Payを利用できるため、d払いを利用した場合はさらに1.5％のdポイントが貯まります。

もちろん、今回紹介した方法はキャンペーンを考慮しない場合です。コード決済では20％還元などのキャンペーンも多く行っていますので、キャンペーン中はコード決済を利用した方がお得になる場合もあります。

ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント＆カード生活』（自由国民社）等がある。