肌や心身のコンディションと深く関わる、眠りの悩み。美肌が目指せるアイテムと一緒に睡眠向上ティップスを紹介。
教えていただいたのは
アフロードクリニック表参道
道下将太郎先生
脳神経外科医、環境宇宙航空医学認定医。東京慈恵会医科大学卒業後、同大学病院勤務を経て、2022年にアフロードクリニックを開院。治療にアートや音楽を取り入れるなど、新たなアプローチの医療を提供。
メラトニンにアプローチすることで美肌免疫機能がさらにアップ
メラトニン濃度をコントロールして、肌の再生能力をアップ
不規則な睡眠による体内時計の乱れが、肌のバリア機能をゆるがす点に着目。メラトニン合成遺伝子の発現を促進するアミノ酸配合で、肌の抗酸化や抗炎症効果の向上を目指す。アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn 50ml ¥13200/SHISEIDO(10月1日発売)
眠れない夜はベッドに急がずリラックス
「大切なのは環境設定。ベッドの上でダラダラ過ごす時間を減らし、アイマスクをするなど自分の中での“寝るサイン”を決めることも有効です。眠れないときは眠くなるまでほかの部屋でゆっくりし、眠気を感じてからベッドへ」(道下先生)
「大切なのは環境設定。ベッドの上でダラダラ過ごす時間を減らし、アイマスクをするなど自分の中での“寝るサイン”を決めることも有効です。眠れないときは眠くなるまでほかの部屋でゆっくりし、眠気を感じてからベッドへ」(道下先生)
携帯は枕元でなく足もとに。ブルーライトを完全にオフして入眠
「現代人の睡眠においていちばんの大敵は、やはり携帯やPC。ベッドに入る際に電子機器を枕元に置くのを避けましょう。とはいっても翌朝のアラームなどで必要な場合も。携帯は足もとに置くと、目覚めの際にも自然に起き上がれるのでおすすめです」(道下先生)
枕元にシュッとひと吹き。香りの力で深い眠りと爽やかな目覚め
(左から)夜中に目覚めてしまう人に。ネロリやクラリセージの精油が、心と体をゆるめて穏やかな睡眠を誘う。ザ パブリック オーガニック スーパーディープナイト ホリスティック精油ピローミスト クオリティスリープ 60ml ¥3080/カラーズ 心身をほぐすラベンダーやオレンジ、カモミールなどに加え、セダーウッドや独自の香気成分をブレンド。心地いい入眠と目覚めの両方にアプローチ。スイッチング アロマ ピローミスト 30ml ¥3850/アスレティア
それでも睡眠の質が上げられない…なら、肌のリカバリー力を外からサポート
塗って眠りにつくだけ。翌朝には理想の肌がかなう魔法
(上から)貯水CICAヴェールという新フォーミュラで、肌に薄膜が密着。ひと晩中潤いを抱え込み、睡眠不足を感じさせないもっちり肌が実現。カームブライトニング ナイトリペアマスク 50g ¥4730/セルヴォーク みずみずしいウォータージェルに溶け込んだアロマオイルのカプセルが肌の上でブレイク。シダーウッドやユーカリの香りが広がり、静かな森での休息を擬似体験。翌朝には潤いに満ちた肌に。アロマティック スリーピングマスク 80g ¥7700/BAUM
疲れた肌を癒すリチュアルで心地よく夢の世界へ
(左から)睡眠の質と精油の関係に着目した独自のブレンド精油を採用。シトラスハーバルの香調を深呼吸するように肌に滑らせれば、スムーズな入眠がかなう。バランシング オーバーナイト オイルセラム SQ 28ml ¥11000/THREE(10月4日発売) 独自の美活菌®発酵液をはじめ、夜の肌が必要とする成分をぎゅっと凝縮。スペシャルケアとして週に数回、就寝前にマッサージするように塗布。ソフィスタンス リチュアル 3g×10包 ¥9900/ソフィスタンス
“よく寝たあとの肌”に導く名品があれば、寝不足も怖くない
(左から)肌の再生プロセスにおける時計遺伝子に同期。ブルーライトなど日中のダメージを効率的に修復。アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス 50ml ¥17050/エスティ ローダー 玉ねぎ状のカプセルがひと晩かけてほぐれ、角層深くまで美容成分を届ける。3時間多く眠ったような肌に。リポソーム アドバンスト リペアクリーム 50g ¥11000/コスメデコルテ “夜の女王”との別名を持つムーライトカクタスを配合。寝ている間に過労肌を素早く立て直す。ピュアショット ナイトセラム 50ml ¥16170/イヴ・サンローラン・ボーテ
モヘアカーディガン¥82500(参考価格)/ワングラムチャン02.03(マイアミ) Tシャツ¥13200/マーガレット・ハウエル ハウスホールドグッズ(マーガレット・ハウエル) アイマスク¥11000/フートウキョウ(フートウキョウ) メガネ¥38500/アヤメ
撮影/大塚三鈴 へア&メイク/吉﨑沙世子〈io〉 モデル/emma スタイリスト/鈴木美智恵 取材・原文/前野さちこ 構成/渡辺敦子 ※BAILA2023年11月号掲載